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みよし市役所

愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、人口は約6万人。 都市近郊の利便性と豊かな自然をあわせもつ、産業・自然・文化などの調和のとれた住環境に恵まれたまちです。 ”みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち” を目指す都市像として、 福祉や産業、環境など幅広い分野で様々なまちづくり事業に取り組んでいます。

公園の整備、管理、運営の全部に携われる!〜キャリアの幅を広げる、みよし市土木職の働き方とは?~

みよし市役所

2024/03/29

愛知県みよし市都市建設部公園緑地課で土木職として働く泉さんに、これまでの経歴や市役所での仕事と職場環境についてお話を伺いました。

 

—これまでのご経歴を教えてください。

 

:平成28年に入庁し、初めの3年間は下水道課に所属しておりました。そこから希望していた公園緑地課に異動して、そこから今年で8年目になります。土木職で異動ができる部門は限られているので、希望は叶いやすいと思います。

 

学生時代は土木工学科でした。様々な分野がある中で、都市計画、「まちづくり」に関することを専門に学んでいました。就職活動の際に、市役所の説明会で、行政の土木職は計画から設計、整備から維持管理まで、その全てに携われるということに魅力を感じて市役所を志望しました。

 

みよし市は近隣の市と比較して人口規模や面積が小さいので、自分が作ったものの成果が、よりわかりやすいと感じ、みよし市を目指しました。実際に入庁後も、そのように感じています。みよし市は面積がそれほど大きくないので現場までの距離が近く何度も自身の足で現場を見に行くことができるのはとてもいいと感じています。

 

—都市建設部の他の課との違いを教えてください。

 

:基本的にはどの課もの市のインフラの整備と管理が主な業務です。道路河川課だったら道路の管理や河川の管理を、下水道課は下水道料金の徴収や、下水道施設の管理をしています。

 

下水道は道路の中に整備するため、成果が見えにくかったのですが、公園は実際に目にすることができるためわかりやすいです。また、下水道や道路は決められた形を作っていくのに対し、公園は少し自由なところもあって、自由な発想やアイデアを反映しやすいと感じます。

 

—お仕事について教えてください。

 

:公園緑地課の業務は大きく分けて3つあります。公園の整備、管理、運用です。「整備」は公園を新しく作ること、「管理」は公園の草刈りや、遊具の点検、意見・要望に対しての対応をします。

 

みよし市では新しい公園も整備していますが、そういった整備よりも、すでにある公園の管理の業務の比重が大きいです。

 

「運用」は公園をどうやって運用していくかを考える仕事になります。コロナ禍で、柔軟に公園を利用していこうという国の方針もあり、公園を有効に利用して、市民たちがコミュニケーションを取ってもらう場の提供をしています。

 

整備をする上でも、管理の視点を持って作ることができます。他の市ですと分業されているところもありますが、全ての業務に携われるのはみよし市の良いところだと思います。

 

—公園はどのようにつくっていくのですか?

 

:まず、どのような公園を作るか計画をします。委託業者と一緒に、コンセプトなどを決め、その内容が法律や基準を満たしているかを検討し、費用を算出します。

 

次に、その予算を要求し、承認された後、業務を発注するために設計と積算をし、工事発注をします。その後、工事を監督して、完成となります。

 

公園の規模によりますが、1年以内で完成する小さな公園だと3000万円〜5000万円程度、1年以上かけて完成する規模の公園ですと1億円程度かかります。5年かけてつくっていく公園もあるんですよ。

 

—さらに詳しく公園の作り方を教えてください。

 

:計画案の段階は、現在は上司が担当しています。基本的には、計画されている公園を、どのような公園を作るか、というところから携わっていきます。私もゆくゆくは計画や用地買収とか、そういったところの業務に携わっていきたいと思っています。

 

1人で公園のアイデアを考えるわけではなく、ワークショップやアンケート調査を実施し、どういう公園が欲しいかということを、市民の方と一緒に考えて、作っていきます。

 

ご意見やアイデアがたくさん出てきますので、その中で実際にできること・できないことを分けていき、形にしていきます。

公園の計画は時間がかかりときもあります。まず基本設計で、1年、その次に実施設計で1年以上、そこから用地の購入のために3年以上かかることもあります。

 

最近ですと、市民の方のアンケート調査をもとに、近隣の公園と差別化した公園を整備しました。滑り台、ブランコ、鉄棒などの、どこにでも置いてあるような遊具ではなく、差別化した公園が整備できたらいいな、という考えもありまして、そのような公園を整備しました。

 

つかまり立ちができる子から遊べるような遊具を整備することや、自分に子供がいるのですが、子供が公園で遊んでいるときに気を付けないといけないと感じた部分を設計に反映させていきました。

 

基本的には公園は全年齢が使える必要があるので、そこも念頭に置きつつ3〜6歳の子どもも楽しめる公園をつくりました。

 

次に、費用の話です。計画に基づいて図面をおこします。公園を整備するにはなにが必要かというのを「数量」とし、それをもとに金額を算出することを積算といいます。税の支出になる公共工事になりますので、金額をおさえつつも品質を下げないための積算が必要です。前年度にたてていた予算と異なることもあります。

 

続いて設計です。私たち担当で行うレベルの設計もありますが、大きい工事になると、コンサルタントに委託し、お互いに意見を出し合って一緒に設計していきます。

 

そして、設計図に基づいて公園を整備していきます。施工は契約した業者が行います。私は現場に立ち会いや監督業務を行います。設計図は紙で書いているので、現地で実際にみると、設計図と異なることがあります。そこを業者と、どう修正していくかの打ち合わせをし、実際にまた現場を見て、を繰り返します。

 

施工現場では工事の進捗以外にも確認することがあります。設計に基づいた材料が納入されているか材料を確認することや、公園の隣地の人に迷惑をかけていないか、台風などの自然災害時に対策がなされているかなど、状況を確認しに行きます。

 

実際に現場に行き業者としっかりと話をすることの大切さを感じ、なるべく行けるときには行くようにしています。週2〜3回は行くようにしています。

 

例えば、現場で設計図にはなかった段差ができてしまったとして、そこを設計図に合うように調整していかないといけないのですが、そこをしっかり現場の業者と話をしないと、どんどん工事が進んでいってしまいます。

 

そういったときにしっかり顔をあわせて、どうしてほしいのかを説明することが大切だなと思っています。

 

図面例

—お仕事のやりがいや面白みを教えてください。

 

:最初は土しかなかった場所が、遊具や屋根やベンチができていき、どんどん色づいて華やかになっていく過程をみることが一番面白いです。工事内で起きた課題を解決できたときにはやりがいを感じますね。

 

ー配属後の研修について教えてください。

 

:配属後すぐに現場を担当します。さすがに1人では業務はできないので、上司や先輩と一緒に現場に行って、注意が必要なポイントや、書類の見方を教えてもらって進めていきました。2年目からは、相談補助をいただきながら業務をすすめていきます。

 

ー職場の雰囲気について教えてください。

 

:入庁前は技術職と事務職には壁がある、というイメージでした。確かに業務内容は異なりますが、お互いを頼ることができるいい関係が出来ていると思います。技術や法律関係については相談してもらえますし、私もよく相談させていただくことがあります。

 

また、上司や他の先輩も自分の案件は持ちつつも、私の現場に一緒に付いてきてくれますし、業務の進め方に迷ったら助けてくれます。相談もすぐにきいていただけますし、とても働きやすい環境だと思います。


—最後に、役場へ応募を検討している方にメッセージをいただきたいです。

:みよし市の土木職は整備、管理、運営に全てに携ることができ、キャリアの幅を広げることができると思います。一緒にみよし市のインフラを整備していきましょう。


—本日はありがとうございました。

 

 

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愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、人口は約6万人。 都市近郊の利便性と豊かな自然をあわせもつ、産業・自然・文化などの調和のとれた住環境に恵まれたまちです。 ”みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち” を目指す都市像として、 福祉や産業、環境など幅広い分野で様々なまちづくり事業に取り組んでいます。

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