「ゼロから成功の軌跡を共につくる。」組織の根幹を支えてきた経験を武器に、街と世界を繋ぐ架け橋へ。
民間企業での営業職・採用担当職を経て武蔵野市に入庁し、現在は「多文化共生・交流課」で働くTさん。外部のパートナーとして顧客の採用活動に伴走し、時には当事者として自社組織の成長にコミット。一貫して、『組織と人の可能性』に向き合ってきたキャリアの途上で、なぜ武蔵野市への転身を決めたのか。ビジネスの現場で培った「変革を形にする力」を、街の未来へと繋げたい。その決断の裏側にある熱い想いに迫ります。
- 【プロフィール】戦略から実行まで。前職は多様な業界と人材に向き合ってきた採用のプロ
- 【志望動機】一人の人生に向き合う「採用」から、すべての市民を「平等」に支える行政へ。
- 【仕事内容】街と世界、人と人を繋ぐ。多文化共生・交流課のダイナミックな仕事
- 【1日のスケジュール】
- 【やりがい・面白さ】「誰かの人生の転機」に立ち会える。これが今の仕事の醍醐味
- 【職場の雰囲気】伝統と革新が共存する、温かくもエネルギッシュな職場。
- 【受験生へのメッセージ】自信をもって、ありのままの姿で!
【プロフィール】戦略から実行まで。前職は多様な業界と人材に向き合ってきた採用のプロ
新卒で人材広告会社に入社し、新卒採用支援の法人営業として、ベンチャーから大手企業、自治体、大学まで250社以上の採用活動を支援。ペルソナ設計から母集団形成、選考設計、採用ツール制作まで一貫してコンサルティングを行ってきた。
その後、培ったノウハウを活かし、採用担当に転身。グローバルIT企業や建築設計事務所において、採用難易度の高い職種の採用をリード。
【志望動機】一人の人生に向き合う「採用」から、すべての市民を「平等」に支える行政へ。
― なぜ市役所職員を志したのでしょうか。
営業としては企業ごとの業界特性や仕事内容を深く理解することに、採用担当としては候補者一人ひとりの人生や未来に真正面から向き合うことに、大きなやりがいを感じていました。
当時から仕事の軸として大切にしていたのは「誠実であること」。例えば営業では、数字競争が非常に激しい環境でしたが、お客様に必要ないものは提案しない。採用では、履歴書の細部まで目を通し、丁寧に面接準備を行う。常に相手の立場に立ち、最適な判断をすることを心がけてきました。
こうした経験を通じて「自分の“興味の幅の広さ”を活かしながら、様々な分野に関わり、誠実に人や社会に貢献したい」という志向に気づきました。市役所はひとつの組織でありながら業務が多岐に渡ります。そして何より、あらゆる市民の皆様の生活を「平等に」支えることができる。ここなら、自分自身の強みを最大限に活かしつつ、大切にしている価値観を体現できると思い、入庁を決意しました。
― 続いて、武蔵野市を志望した理由を教えてください。
武蔵野市を選んだのは、地元が近く馴染みがあったことに加え、何よりこの街が持つ「都会のオアシス」のような穏やかな雰囲気が好きだったからです。また、武蔵野市は安定した財政基盤があり、新しいことへ挑戦する「先進的な姿勢」があると感じていました。 「0から1を作る仕事」にやりがいを感じる自分にとって、この環境は非常に魅力的でした。
さらに、受験生時代に市役所を訪れた際、迷っていた私に職員の方が優しく声をかけてくださった経験や、選考の中でお会いする職員の雰囲気が自分に合うと感じたことも大きかったです。 「こんな温かい人たちがいる場所で働きたい」という直感が、入庁の決め手となりました。
【仕事内容】街と世界、人と人を繋ぐ。多文化共生・交流課のダイナミックな仕事
― 現在の業務内容について詳しく教えてください。
現在は「多文化共生・交流課」に所属し、主に2つの柱を担当しています。
1つ目は、「多文化共生の推進」です。 外国にルーツがある方を含め、すべての市民が安心して暮らせるよう、武蔵野市が2023年3月に策定した多文化共生推進プランに基づき、主に「やさしい日本語講座」の企画・運営などをしています。
2つ目は、「友好都市との交流事業」です。 武蔵野市には国内に9つ、海外に5つの友好都市があり、青少年の海外派遣プログラムや、市民向けの国内友好都市交流ツアーなど、武蔵野市と他の地域を繋ぐ架け橋のような役割を担っています。 宿泊助成制度の運用から、実際のツアーの企画・引率まで、業務の幅は非常に広く、日々変化に富んでいます。

― それでは、直近で実施された「国内市民交流ツアー」について、具体的に教えてください。
武蔵野市では、市民交流団を組み「市民交流ツアー」という形で、毎年国内の友好都市を訪れています。私は今年、長野県安曇野市への市民交流ツアーを担当しました。ツアーの中で唯一、対象が「小学校1~3年生とその保護者」に絞られている事業です。
私は前職で、単に『人を集める』のではなく、組織の理想を定義し、そこに至る道筋を共に描くプロセスに、自分の介在価値を問い続けてきました。その経験を活かして、『市民交流ツアーを安全に実施する』ことはもちろんのこと、参加する子どもたちやその親御さんに「友好都市のファンになってもらう」という理想に向けて、準備を進めました。
具体的な仕事としては、旅行会社との契約や、物品購入などの事務作業、参加者・訪問先とのやりとりに加え、新たな試みとして、“安曇野市の理解が深まるコンテンツ”を考えました。これまで実施していなかったクイズ大会やレクリエーションなどを「企画してみたいです。」と上司に提案すると「いいね、やってみなよ!」と快く背中を押してもらえました。参加者の皆様からご好評いただけたという結果もですが、自分のことを信じて任せてもらえたことが何より嬉しかったです。
ステークホルダーと協力しながら「ゼロから新たな価値を創る」貴重な成功体験となりました。

【1日のスケジュール】

【やりがい・面白さ】「誰かの人生の転機」に立ち会える。これが今の仕事の醍醐味
― 仕事をしていて、最もやりがいを感じる瞬間は?
大きなやりがいは3つあります。
まず、「市民の皆さんの笑顔」です。 ツアー参加者から「武蔵野市がもっと好きになった」と言っていただけたとき、自分の仕事が街の魅力向上に繋がっていることを実感します。また、今年度初めて市民向けに実施した「やさしい日本語講座」では、多くの方がやさしい日本語を使った会話を楽しんでくださり、自分の仕事の意義を感じました。
次に、「次世代の未来を拓く瞬間」です。 交流事業で海外友好都市である韓国に派遣した高校生が、帰国後に「この経験があったから、韓国の大学へ進学することに決めた」と報告に来てくれたことがありました。 行政の仕事が誰かの人生の大きな転機に関わっていると強く感じ、身が引き締まる思いでした。
最後に、「責任を全うした時の達成感」です。 市民の皆さんの命を預かる交流事業は、常に緊張感が伴います。 無事に全員が笑顔で帰着できた瞬間の安堵感と、「やり遂げた!」という達成感は何物にも代えがたいものです。
【職場の雰囲気】伝統と革新が共存する、温かくもエネルギッシュな職場。
― 雰囲気の良さが入庁の決め手とのことですが、実際の職場の雰囲気を教えてください。
明るく和気あいあいとした雰囲気で、コミュニケーションが活発な職場です。入庁前は黙々と事務作業を進めるイメージを持っていましたが、実際には周囲と連携しながら丁寧に仕事を進める場面が多いと感じています。 私自身、周囲に相談することが多いのですが、先輩や上司が常に寄り添ってくれるため、安心して業務に取り組むことができています。また、現在の職場は「得意を伸ばす」ことを重視してくれており、自分の強みを活かした仕事を任せてもらえたり、提案を後押ししてもらえたりと、“根拠や目的を持った挑戦”を応援してくれる環境です。これまで積み上げてきた守るべきものを大切にしながらも、新しい挑戦を歓迎する雰囲気であることは、嬉しいギャップでした。

― ワークライフバランスやオフの日の過ごし方を教えてください。
もちろん事前の調整は必要ですが、お休みが取りやすく、趣味の海外旅行にも行けています♩武蔵野市では、時差勤務やリモートワークも取り入れており、それぞれが自分に合った働き方をしています。

【受験生へのメッセージ】自信をもって、ありのままの姿で!
ー これから武蔵野市を目指す受験生へ、メッセージをお願いします。
就職活動の期間は、自分と本気で向き合える滅多にない機会だと思います。自分史をつくるなどして、自分の選択軸や、その先にある就職観をとことん掘り下げてもらえたらと思います。
就職活動は、時に自分自身を否定されたように感じることもあるかもしれません。 でも、絶対に自信をなくさないでほしいです。
武蔵野市には、新しい意見を柔軟に取り入れ、若手の挑戦を応援する風土があります。 面接官も、皆さんを評価するだけでなく、「良さを引き出そう」としてくれるはずです。ぜひ、笑顔を忘れず、ありのままの姿で試験に臨んでください!
武蔵野市では、 豊かな自然と温かい市民、そして活気ある仲間がみなさんをお待ちしています!一緒に働ける日を楽しみにしています!



