「ほかのどこでもなく、武蔵野市で働きたい」。感じた直感は、正解だった。元看護師が挑む、保健師としての「新しい仕組みづくり」
病院から市役所へ。一見すると大きな変化ですが、そこには「人を支える」という一貫した軸がありました。生活保護受給者の支援から医療費抑制の仕組みづくりまで、多岐に渡る業務をこなす日々。現場でのやりがいと、自由度高く支え合えるチームの裏側について、生活福祉課のNさんにお話を伺いました。
- 【プロフィール】命の現場で培った「土台」を携えて
- 【志望動機】直感と「自分に合う」空気感を信じて
- 【仕事内容】生活支援と健康管理の「二刀流」
- 【やりがい・面白さ】医療的な見立てが、地域の課題を解決する
- 【職場の雰囲気】支え合いと「自由度」が共存するチーム
- 【1日のスケジュール】
- 【受験生へのメッセージ】武蔵野市で「あなた」らしさを活かしてほしい
【プロフィール】命の現場で培った「土台」を携えて
新卒から6年間、大学病院などで看護師として勤務していました。内科をはじめ、コロナ禍での感染症病棟、産婦人科、そしてICU(集中治療室)と、まさに命の最前線を経験してきました。人が生まれる瞬間から亡くなる時まで立ち会ってきたその経験は、現在のケースワーカー業務で多様な背景を持つ方々と接するうえでも、大きな「心の土台」になっています。
【志望動機】直感と「自分に合う」空気感を信じて
― 看護師としてご活躍されていた中で、保健師、そして武蔵野市を選んだ理由は何だったのでしょうか?
大学病院で多くの患者さんと関わる中で、「健診などで異常の早期発見ができていれば…」と考えてしまう場面がありました。また、産婦人科で保健所や児童相談所の保健師さんと関わる機会もあり、看護師としての経験を活かせる行政保健師の仕事に興味を持ちました。
行政保健師としての道を探す中で、保健所や学校など選択肢は多くありました。その中で武蔵野市を選んだのは、市のPR動画が決め手です。動画に登場する保健師さんの明るい雰囲気や仕事の様子を見て、「ここなら自分らしく働けそうだな」と直感的に感じました。
実際に入庁してみると、職員同士の雰囲気が良く、非常に気持ちよく仕事ができています。あの時の直感は間違っていなかったと実感しています。
【仕事内容】生活支援と健康管理の「二刀流」
― 現在、生活福祉課ではどのような業務を担っているのでしょうか。
主に生活保護受給者の方々の「ケースワーカー業務」を担っています。また保健師としての専門性を活かしながら「健康管理支援業務」を担当しています。具体的には、月々の保護費の決定や家庭訪問、関係機関とのカンファレンスに加え、糖尿病性腎症の重症化予防事業などを行っています。特に重症化予防事業は、医療費抑制の観点からも重要です。糖尿病性腎症の重症化予防事業を先行して行っている他自治体へアンケートを取り、その結果を参考にエビデンスに基づいた評価基準を構築するなど、より良い仕組みを「ゼロから作り上げる」プロジェクトに携わっています。前例がない事業なので進め方が難しいと感じる場面もありますが、チームで話し合いながら一つずつ進めています。
【やりがい・面白さ】医療的な見立てが、地域の課題を解決する
― 事務作業も多い中、どのような瞬間に面白さを感じますか?
配属当初は事務作業量の多い生活福祉課での仕事にギャップを感じたこともありましたが、今は専門性を活かせる場面の多さにやりがいを感じています。 例えば、入院中の方の退院調整や施設入所の支援。医療的な見立てを持って病院や施設の専門職と対等に話ができるのは、看護師経験があるからこそです。
また、社会保障制度や年金など、これまで知らなかった社会の仕組みを学び、それを市民の方の生活再建に繋げていける過程には、難しさと同時に面白さを感じます。
【職場の雰囲気】支え合いと「自由度」が共存するチーム
― 生活福祉課は大変な業務も多いイメージですが、職場の雰囲気はいかがですか?
一言で言えば「本当に人が良い」職場です。困難なケースに直面しても、先輩や同僚が優しく声をかけてくれますし、質問をためらうような雰囲気は一切ありません。 また、オンオフの切り替えがはっきりしているのも特徴です。昼休みにはデスクでしっかり休む人もいれば、外へ走りに行く人もいる。各自のスタイルを尊重し合える自由度の高さが、チームの団結力を高めている気がします。
― ワークライフバランスやオフの日の過ごし方を教えてください。
オフの日は習い事(茶道)をしたり、大好きな山登りをしたり、テレビで野球を見たりして過ごしています。看護師時代と比較すると、やっぱり土日休みで予定を立てやすいのが嬉しいですね。年末年始休暇やゴールデンウィークなどカレンダー通りのお休みがあることに感謝しています。
昨年のお盆には有給休暇を取得し大谷さんを見にアメリカへ行きました。写真は山登り中の様子です。転職前と比較すると、圧倒的にQOL(生活の質)が向上しました。

【1日のスケジュール】
8時30分に出勤し、17時15分に退勤することは決まっています(時差勤務で9時や9時30分、8時に出勤する先輩もいます)が、直行で外出したり、外出先から直帰したりもするので決まったスケジュールはあまりないです…!


【受験生へのメッセージ】武蔵野市で「あなた」らしさを活かしてほしい
ー これから武蔵野市を目指す受験生へ、メッセージをお願いします。
試験当日は緊張すると思いますが、深呼吸をして「いつも通り」を心がけてください。ちなみに、三鷹駅からのバスは意外と時間がかかるので、余裕を持って会場入りすることをお勧めします(笑)。
武蔵野市には、保健師の専門性を発揮できるフィールドが想像以上に広がっています。事務処理能力や現場での対応力など、あなたの強みを活かせる場所が必ずあります。一緒に働ける日を楽しみにしています!



