不安を「やりがい」に変えて。未経験から踏み出した、子どもと本を繋ぐ架け橋。
「だれかの生活の土台を、後ろからそっと支える仕事がしたい」そんな思いを胸に公務員を目指したHさん。配属先の中央図書館で彼女が見つけたのは、本を通じて子どもたちの好奇心を支え、育むという特別なミッションでした。配属先を知って戸惑ったあの日から、今、この場所が「最高のやりがい」に変わるまでのお話を伺いました。
- 【プロフィール】誠実さと責任感を持って信頼される職員
- 【学生時代】「後ろから支える」リーダーとして文武両道に励んだ学生時代。
- 【志望動機】決め手は、私の不安を丸ごと受け止めたくれた職員の方々の雰囲気でした。
- 【仕事内容】子どもたちの「ワクワク」を形にする。
- 【やりがい・面白さ】貸出数という「数字」と、子どもたちの「笑顔」。二つの指標が自信をくれる。
- 【職場の雰囲気】見守ってくれる先輩たちと、本庁とつながる「職員採用ワーキング」の活動。
- 【1日のスケジュール】
- 【受験生へのメッセージ】武蔵野市は入庁前も後も「人」を大切にする場所です。
【プロフィール】誠実さと責任感を持って信頼される職員
大学では総合政策学部で経済を専攻。ゼミでは環境問題を学びました。大学生の頃から「生活の基盤を支える仕事」を志し、新卒で武蔵野市役所に入庁。学生時代の様々な経験から、誠実さと責任感を大切にしながら、組織の一員として信頼される若手職員として、日々業務に取り組んでいます。
【学生時代】「後ろから支える」リーダーとして文武両道に励んだ学生時代。
― 学生時代はどのようなことに情熱を注いでいましたか?
小学校で児童会長、中高6年間は学級委員、高校では水泳部の部長、大学ではゼミ長と、常に「まとめ役」を担ってきました。力強く引っ張るタイプではなく、後ろからみんなを支えるスタイルで、文武両道に励む毎日でした。大学時代には、個別指導塾でアルバイトをしていました。ひとりひとりに合う教え方や教材を常に考えて授業をしていて、成果が出て喜んでいる生徒さんの様子が私自身のやりがいにもなっていました。他にも、美容室の受付や短期バイトなどを掛け持ちしていて、バイト三昧の4年間でした(笑)。
【志望動機】決め手は、私の不安を丸ごと受け止めたくれた職員の方々の雰囲気でした。
― 公務員を志したきっかけは?また数ある自治体の中で、なぜ武蔵野市を選んだのでしょうか?
大学入学時から「生活の基盤を支える仕事」がしたいと考えており、公務員をめざしていました。公務員の中でも、市民と最も近い行政機関であり、市民の声に耳を傾け寄り添うことができる市役所職員を志望していました。
武蔵野市を選んだのは、大学時代によく訪れていた大好きな街だったからです。都会的な便利さと、井の頭公園のような豊かな緑のバランスが魅力的でした。また、採用選考中の面談では、職員の方が親身に相談に乗ってくださり「真剣に向き合ってくれている」と感じました。入庁前の不安が払しょくされ、入庁後も安心して働くことができると思えたことが、最終的な決め手になりました。
【仕事内容】子どもたちの「ワクワク」を形にする。
― 現在の業務内容について詳しく教えてください。
中央図書館の児童サービス担当として、小学生までのお子さんを対象とした事業と、中高生を対象とした事業をメインで担当しています。驚かれるかもしれませんが、実はかなりアクティブな仕事内容です!
毎週のお話し会での読み聞かせや、夏休みの「こどもまつり」の企画運営、保健センターで行われている3~4か月児・3歳児健診の場に出向き絵本をプレゼントする「ブックスタート」など、連携事業も多いです。その他にも、季節ごとに選書し年3回発行するおすすめ本リスト「ぶっくまーくしおりちゃん」の作成、市内の学校へ年間6,000冊の本を届ける学校連携など、業務は多岐にわたります。
中高生向けの事業では、中学生の職場体験対応や、司書体験ワークショップの企画運営などを行っています。
― イベントの企画や本の選定などは難しそうですが、周りのみなさんはどのようなフォローをしてくれるのでしょうか。
迷う場面や、自分の知識が足りないときは、司書資格を持つベテラン職員に「今の季節ならこの本がおすすめだよ」などと具体的なアドバイスをもらっています。そのたびに、もっと専門性を磨きたいと思うようになり、都立図書館主催の研修など外部の研修にも参加するほか、担当業務以外の知識やスキル向上のため、司書資格の取得を目指しています。

【やりがい・面白さ】貸出数という「数字」と、子どもたちの「笑顔」。二つの指標が自信をくれる。
― 実際に入庁してみて、仕事の中で、どんな時にやりがいを感じますか?
自分が提案した企画が形になり、市民の方の反応を直接感じられるときです。例えば、季節に合わせた「ブックリスト(おすすめ本紹介)」を作成した際、データとして貸出数や予約数が増えているのを見ると、自分の提案が誰かに届いたんだなと嬉しくなります。 また、オンラインフォームを導入したことでイベントの申し込みが増えたときなど、ちょっとした工夫が「便利になった」という結果につながるのも面白いですね。また、自分が選んだ本を子どもたちが目を輝かせて見てくれたり、夏休みの「こどもまつり」で作った工作を嬉しそうに持ち帰る姿を見たりすると、この仕事の奥深さを実感します。

【職場の雰囲気】見守ってくれる先輩たちと、本庁とつながる「職員採用ワーキング」の活動。
― 初期配属が「図書館」だと分かった時の率直な想いを教えてください。
最初は驚きと不安からのスタートでした。司書の資格もなければ、特別な知識もない。同期と離れた外局での勤務に、一時は「自分に務まるだろうか」と戸惑いました。
― 職場の雰囲気はいかがですか?
はじめは専門知識がゼロだったのでとても不安でしたが、職場の先輩方が本当に温かく何度も救われてきました。手取り足取り教えるというよりは、信頼して任せてくれつつ、私がつまずきそうになると絶妙なタイミングで「それ、難しいよね」と声をかけてくれます。自分のことをとても気にかけてくれていると感じますし、そのおかげで、安心して仕事に向き合うことができています。
また、武蔵野市には「ワーキング(部署横断チーム)」という制度があります。私は「職員採用ワーキング」に参加していますが、ここで本庁の同期や他部署の方と関わることができます。自分が受験生時代に感じた「温かい雰囲気」を、今度は自分が採用広報活動などを通じて受験生に伝えていけるのが、とても感慨深いです。
― ワークライフバランスやオフの日の過ごし方を教えてください。
図書館では週に1日程度、午後8時まで窓口に出る当番があるのですが、その日以外は基本的に定時で退勤しています。そして実は、私が勤務している図書館では金曜日がお休みです。公務員で平日休みがあるとは思っていなかったのですが、ショッピングや映画鑑賞など、どこも混雑していないので助かっています!そして私はディズニーに行くことが大好きなので、金曜日のお休みの日に行くこともあります♩

【1日のスケジュール】
【受験生へのメッセージ】武蔵野市は入庁前も後も「人」を大切にする場所です。
― これから武蔵野市を目指す受験生へ、メッセージをお願いします。
公務員を目指している方は、周りの友達が先に内定をもらっている環境に焦りを感じることやネガティブな気持ちになることもあると思います。そんな時は一人で抱え込まず、友達や家族、先生など、誰かに話をしてみてください。
武蔵野市役所は、私が受験生の時に感じた「温かい雰囲気」が、入庁後も全く変わらない場所でした。どの部署でも市民の方と直に関わり、やりがいを感じながら働けます。ぜひ武蔵野市役所にも興味を持っていただけると嬉しいです!




