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北広島市役所

 札幌農学校の初代教頭、W.S.クラーク博士が日本を離れる際に残した言葉が「BOYS,BE AMBITIOUS」。その舞台となったのは、現在の北広島市でした。  北広島市は、広島県の人々が夢をいだいて北海道へと渡り開拓したまちであり、寒冷稲作発祥の地。開拓者たちが困難に立ち向かった「志」は、今もこのまちに受け継がれています。  現在は、北海道ボールパークFビレッジの開業や新駅の開発など、大きな変革の中にあります。  自然豊かな環境でありながら、札幌市や新千歳空港へのアクセスも良い、恵まれた環境も魅力です。  まちづくりの新たなステージにおいて、地方行政全般の多様な業務を通じ、あなたの得意や能力、興味を活かして北広島市の「これから」を一緒につくりませんか?

若手のアイデアが、街の明日を動かす。穏やかさと情熱が共存する職場で挑む、北広島市の街づくり

北広島市役所

2026/03/03

「転勤のない環境で、腰を据えて地域に貢献したい」


そんな想いを抱き、北海道庁から北広島市役所へと転職を決めた國司さん。入庁のタイミングは、まさに「北海道ボールパークFビレッジ」を中心とするボールパーク の開業イヤー。


活気づく街の最前線で、若手職員はどう悩み、どんな挑戦を続けているのでしょうか。決定の速さや市長との距離感など、北広島市役所ならではの魅力と、そこに秘められた情熱に迫ります。
 

 


 

道庁から基礎自治体へ。転職を決めた「街の熱量」

ーまずはこれまでの経歴を教えていただけますか?

 

國司:生まれは札幌市ですが、育ちは北広島市の隣にある恵庭市です。新卒で北海道庁に入庁し、経済部で道産食品のブランディングやマーケティングを担当していました。

 

本庁での3年間の勤務を経て、函館の渡島総合振興局に転勤になり、そこでも地域のお酒や食のPRに携わっていました。

 

北広島市役所に入庁したのはその後で、現在は経済部の商工業振興課に配属されて3年目になります。

 

 

ー道庁という大きな組織から、なぜ北広島市への転職を考えられたのでしょうか?

 

國司:最初のきっかけは結婚です。前職の道庁は全道的な転勤がある職場だったのですが、結婚を機に「どこかに拠点を定めて長く働き続けたい」という思いが強くなりました。

 

そんな時に、地元の隣町である北広島市でプロ野球の新球場を含むボールパークが開業するというニュースを耳にしました。転職のタイミングがちょうど開業の年と重なっていたこともあり、これから爆発的に盛り上がっていく街の活気や賑わいに魅力を感じたんです。

 

地元に近いエリアで、これほどエネルギッシュな変化が起きている場所に身を置けるチャンスは他にないと思いました。

インタビュー風景

ボールパークとの共生。北広島市だからこそ経験できる仕事

ー現在、商工業振興課ではどのようなお仕事をされているのですか?

 

國司:幅広く担当していますが、メインは市内商工業者のPRや支援です。

具体的には、地域の商工業を盛り上げるためのイベント開催や、中小企業向けの融資制度の運営に加え、市内の工業振興会や共済会といった外部団体の事務局も担っています。

 

年度の変わり目には、これら外部団体の定期総会や会議が立て続けに開催されるため、そのスケジュール調整や資料作成、当日の運営なども重要な業務の一つですね。

 

もう一つの大きな柱が雇用政策です。市内中小企業の雇用確保を支援したり、人材確保に繋げるために市内企業の魅力を発信するなど、多角的な支援を行っています。

 

 

ー「ボールパーク連携推進室」も兼務されていると伺いました。

 

國司:はい、そこがまさに北広島市ならではの魅力です。北海道日本ハムファイターズの球団職員の方々と密に連携し、事業を実施する際は、月に数回のペースで直接打ち合わせを行っています。

 

「ボールパークの活気をどうやって市内の商店街や企業に波及させていくか」というテーマで日々意見交換をしており、民間企業のスピード感やプロの視点に触れられるのは、非常に刺激的ですね。

 

 

ー日々、どのような動きをされているのでしょうか?

 

國司:経済部という部署柄、市民の方々はもちろんですが、それ以上に市内の商工業者の方々と接する機会が圧倒的に多いです。デスクワークだけでなく、実際に外に出て企業を訪問し、現場の悩みや要望をヒアリングすることを大切にしています。

 

ただ話を聞くだけでなく、「その声をどうやって市としての事業に落とし込んでいくか」を考えるのが私の仕事です。夏から秋にかけてはイベントが集中するため、その企画や準備に走り回ることが多いですね。

イベントチラシ

「顔の見える関係」が生む、圧倒的な意思決定のスピード

ー広域自治体(道庁)と基礎自治体(市役所)の違いで、驚いたことはありますか?

 

國司:まず、職員同士の「距離の近さ」に驚きました!道庁のような大規模な組織では、どうしても部署が異なると接点が限られてしまう面がありましたが、北広島市役所のような規模感だと、入庁3年目にもなればほとんどの職員の顔と名前が一致します。

 

部署を越えて「顔が見える関係」ができているので、何かあった時の相談も非常にスムーズで、組織としての一体感を強く感じますね。

 

 

ー仕事の進め方についても違いを感じますか?

 

國司:圧倒的に「スピード感」が速いです。これは入庁して一番驚いたことかもしれません。民間の方と対話をしていて「これは面白い、進めよう」となった時、意思決定が非常にスピーディーだと感じました。

特に、上司の意思決定が迅速かつ的確で、その決断力の高さは仕事を進める上で大変心強く感じています。

 

また、部署間の連携や職員間の情報共有が活発で、風通しの良い組織だと感じています。担当案件によっては、若手であっても上層部へ直接提案する機会があり、組織全体の推進力を肌で感じることができます。

 

 

ー職員の提案が市政に反映される機会があるのですね。

 

國司:はい。自分の提案が市政運営に活かされ、具体的な事業として形になる過程に携わることは、若手職員にとって大きな自信と責任感に繋がっています。「自分の仕事が街の発展に貢献している」という実感は、この規模の自治体ならではの魅力だと思います。

上司とフランクに会話をしている様子

入庁1年目でのゼロからの挑戦。「きたひろ産業博覧会」の舞台裏

ーこれまでで特に心に残っているプロジェクトはありますか?

 

國司:入庁1年目の時に担当した「きたひろ産業博覧会」です!

 

市内の大曲地区という工業団地があるエリアの企業様から、「これほど優れた企業がたくさん集まっているのに、自分たちの活動をPRする場がない」という切実な声をいただいたことがきっかけでした。

 

そこで、その想いに応えるために、ゼロから企画を立ち上げたイベントなんです。

 

 

ー1年目でゼロから企画を立ち上げるのは、プレッシャーも大きかったのでは?

 

國司:確かに不安もありましたが、周囲のサポートもあり、自分のアイデアを形にする楽しさが勝っていました。

 

「はたらく車(クレーン車やショベルカーなど)」の展示や、地元企業のお仕事に直接触れることができるブースなど、五感で産業を学べる仕掛けを作りました。

 

警察や自衛隊、消防にも協力をお願いし、地域一体となって作り上げたイベントは、今年で3年目を迎えました。年々規模が拡大し、事業者の方や来場者の方から「来年も絶対にやってほしい」と言っていただけた時は、本当に公務員冥利に尽きる瞬間でしたね。

 

 

ー注目されている街だからこその難しさもあるのでしょうか?

 

國司:ボールパークの影響もあり、ありがたいことに日々多くの民間企業から「北広島市と一緒に何かやりたい」という提案をいただきます。ですが、全ての提案に応えることは物理的にも予算的にも不可能です。

 

そのため、「何が最も市民のためになるのか」「北広島市の未来にとって何が優先されるべきか」という取捨選択の判断が常に求められます。

 

若手であってもその判断の一翼を担う分、責任の重さを感じることもありますが、それもまた大きなやりがいの一つですね。

「きたひろ産業博覧会」の様子
「きたひろ産業博覧会」の様子

信頼される職員を目指して。北広島市の未来をデザインする

ー職場の雰囲気や、同僚の方々との交流についても教えてください。

 

國司:非常に明るく、穏やかで優しい人が多いですね。誰に話しかけても温かく対応してくれますし、上司も若手のやる気を尊重してくれる環境です。

 

「たとえ新人であっても、いいアイデアを採用しよう」という雰囲気があるので、チャレンジ精神旺盛な方には最高の職場だと思います!

 

 

ー仕事以外での交流もあるのですか?

 

國司:はい、仲の良い同僚と飲みに行ったり、去年は札幌ドームで開催された運動会に市役所チームとして参加したりもしました。

 

あと、これは北広島市役所ならではかもしれませんが、仕事帰りにそのままボールパークへ野球観戦に行くことも多いです!役所から歩いて10分〜15分程度で行けるので、試合がある日はワクワクしますね。

徒歩圏内に世界レベルのボールパークがある生活は、プライベートの充実にも繋がっています(笑)。

 

 

ー最後に、今後の目標を教えてください。

 

國司:これからも積極的に外に飛び出し、多くの事業者や市民の皆様と関わっていきたいです。

「困ったら彼女に相談すればなんとかなる」と言っていただけるような、顔と名前が一致する信頼の厚い職員を目指します。

 

将来的には、現在の経済部での経験を活かしつつ、街全体の課題解決や魅力向上に貢献できるような企画調整の仕事にも携わりたいと考えています。チームの一員として、進化を続ける北広島市の未来を支え、より良いまちづくりに貢献していきたいです。

職員の写真

ー本日はありがとうございました。

 

「公務員」という言葉から受ける印象が、國司さんとお話ししているうちに、みるみる鮮やかな色に塗り替えられていくのを感じました。

 

安定を求めるのではなく、むしろ激動の変化の中に飛び込み、それを楽しむ強さ。そして、若手であっても「自分の想い」を上司に直接ぶつけられる北広島市の懐の深さ。

 

穏やかな語り口の中に光る、國司さんのひたむきな眼差しが、これからの北広島市をより一層輝かせていくに違いありません。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年2月取材)

職員インタビュー

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 札幌農学校の初代教頭、W.S.クラーク博士が日本を離れる際に残した言葉が「BOYS,BE AMBITIOUS」。その舞台となったのは、現在の北広島市でした。  北広島市は、広島県の人々が夢をいだいて北海道へと渡り開拓したまちであり、寒冷稲作発祥の地。開拓者たちが困難に立ち向かった「志」は、今もこのまちに受け継がれています。  現在は、北海道ボールパークFビレッジの開業や新駅の開発など、大きな変革の中にあります。  自然豊かな環境でありながら、札幌市や新千歳空港へのアクセスも良い、恵まれた環境も魅力です。  まちづくりの新たなステージにおいて、地方行政全般の多様な業務を通じ、あなたの得意や能力、興味を活かして北広島市の「これから」を一緒につくりませんか?

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