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三沢市役所

三沢市は青森県の南東部に位置しており、東は太平洋に面し、西は小川原湖に臨んでいます。東西約11km、南北約25km、面積約120平方kmの平坦地で、世界的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された「仏沼」を始めとする豊かな自然に恵まれています。

国際色豊かな三沢の魅力を世界へ。観光物産課の若手職員が明かす、施設管理からPRまで多岐にわたる仕事の醍醐味

三沢市役所

2026/06/04

青森県東部に位置し、米軍基地があることから独特の国際色を放つ三沢市。ここでは、地元出身の若手職員たちが、伝統と新しさが共存する街の魅力を発信しています。


民間企業を経て入庁した中村さんと、専門学校から公務員の道を選んだ沢口さん。部署異動の経験や、イベント運営の裏側にある地道な努力、そして三沢市ならではの温かい職場環境について、これからキャリアを歩み始める皆さんにヒントとなるお話を伺いました。

 

 


 

「やっぱり地元が好き」——三沢市役所を選んだ理由

ーまずは、お二人の自己紹介と、公務員を目指したきっかけを教えてください。

 

中村:私は三沢市出身です。札幌市の大学で経済学を学んだ後、北海道に本社がある機械リース系の民間企業に就職しました。そこでは、福島県への配属となり、バックホーやショベルといった重機から小型の発電機までを貸し出す営業を4年間経験しました。

 

その後、地元に戻って貢献したいと考え、三沢市役所を受験しました。実は父も市役所の職員でして、その背中を見て育ったことも理由の一つですね。

 

沢口:私も三沢市出身です。高校卒業後、盛岡にある公務員の専門学校に2年間通いました。早く働きたいという思いがあり、最初は「公務員=安定」というイメージで選び始めたのですが、専門学校で消防、警察、自衛隊など色々な職種を比較する中で、一番自分に合っていて、働くイメージがしやすかったのが地元の市役所でした。

 

一度地元を離れて生活してみたことで、改めて三沢市の住みやすさや環境の良さを実感し、「三沢のために何か力になりたい」と思ったのが入庁の決め手です。

 

 

ーお二人とも地元愛が強いのですね。入庁前に抱いていた市役所のイメージと、実際に働いてみて感じたギャップはありましたか?

 

中村:正直、役所はもっと「キチキチ」とした堅苦しいイメージだと思っていました。でも、実際に入ってみるとすごく賑やかで、皆さんが楽しみながら業務に取り組んでいる姿が印象的でした。堅苦しさよりも、活気がある職場だなと感じましたね。

 

沢口:私は「公務員=ずっとデスクワーク」だと思っていました。でも、以前所属していた市民課では窓口でひっきりなしに市民の方とお話ししますし、現在の観光の部署でも、外に出て施設を回ったりイベントの設営をしたりと、想像以上にアクティブな仕事が多いことに驚きました。

インタビュイーの写真
(左) 中村さん ・ (右) 沢口さん

三沢の顔をつくる。観光物産課での挑戦

ー現在、お二人は「観光物産課」でどのようなお仕事をされているのでしょうか?

 

沢口:私は今年度、入庁して初めての人事異動で観光物産課に来ました。現在は、三沢市が所有する観光施設の維持管理やイベントの運営、PR業務を担当しています。

 

三沢市には道の駅「みさわ」や、寺山修司記念館、小川原湖畔のキャンプ場など魅力的な施設がたくさんあります。以前の市民課では窓口対応がメインでしたが、今は伝票処理や各種調査物の取りまとめといった庶務的な仕事も多く、中村さんに教えてもらいながら毎日新しい発見の連続です!

 

中村:私は、主に施設の修繕や新しい工事の発注を担当しています。施設が建ってから年数が経過しているものも多いため、いかに安全に、そして魅力的に維持していくかが重要です。

 

また、ホームページやSNSを使った三沢市のPRや、大規模なイベントの企画・運営も行っています。

 

 

ー技術的な知識が必要な工事の発注まで自分たちで行うのですか?

 

中村:そうなんです。そこは私も入庁して驚いた部分です。本来は建設系の部署が担当するような内容でも、観光施設に関しては私たちが主体となって進めます。

 

専門的な知識が必要な時は、建設関係の部署に確認を取りながら業者の方と直接打ち合わせをすることもあり、貴重な経験をさせてもらっているなと感じますね。

 

 

ーこの仕事ならではの「やりがい」や「面白さ」を教えてください。

 

中村:目に見える成果がやりがいです。修繕した施設の来客数が増えたり、何ヶ月も前から準備してきたイベントで、当日来場者の方々が楽しそうに過ごしている姿を見ると、心からの充実感と達成感に包まれます。

 

沢口:私も同じです!イベント当日に皆さんの笑顔を見られるのは最高に嬉しいですね。また、県外の出張先で「三沢市知ってるよ!」「あのお祭りいいよね」と声をかけていただけると、自分の仕事が街の魅力につながっているんだなと自信になります。

「ジャパンデー」の様子
「ジャパンデー」の様子

三沢ならではのビッグイベント

ー三沢市のイベントについて教えてください。

 

沢口:はい、特に6月に行われる「アメリカンデー」は三沢市ならではです!パレードではハーレーのバイクや、米軍の巨大な重機が街を練り歩き、市内外からたくさんの方が来られます。米軍基地があり国際色豊かな三沢市の特色が現れたイベントです。

 

私は異動してすぐにこのイベントに携わったのですが、駐車場の確保や備品の準備など、裏方の仕事は想像以上にハードでした。でも、その分当日の盛り上がりは忘れられない光景でしたね。

 

中村:もう一つは「三沢まつり」です。通常のお祭りは1〜2日のことが多いですが、三沢は前夜祭を含めて4日間連続で行います。朝から晩まで運営にあたるので、正直なところ体力的にしんどい時もあります(笑)。

 

1年目はテントの立て方すら分からず苦労しましたが、今ではすっかり慣れました。長丁場のイベントをやり遂げた後の仲間との連帯感は、三沢市役所ならではの宝物です。

「アメリカンデー」の様子
「アメリカンデー」の様子

助け合い、認め合う。若手が輝ける職場環境

ー職場の雰囲気や、先輩・上司との関係性についてはいかがですか?

 

中村:今の観光物産課は年齢層が若めで、すごく風通しが良いです。先輩や上司も気さくな方ばかりで、仕事の相談はもちろん、プライベートなことまで話せるような柔らかい雰囲気があります。ちょっとした合間の雑談が、良いリフレッシュやコミュニケーションの場になっています。

 

沢口:本当にその通りだと思います。私が異動してきたばかりで庶務の仕事が全く分からなかった時も、皆さんが丁寧に教えてくださいました。イベント時期などはどうしても業務量が増えますが、誰か一人が抱え込むのではなく、チーム全体で分担し、カバーし合える体制が整っています。

デスクワークの写真

ー休みやすさや残業など、ワークライフバランスについても気になります。

 

沢口:休みはすごく取りやすい環境です!前もって予定を立てることはもちろん、当日の朝に「午後から休みます」と言っても、周りが「いいよ、ゆっくりしてね」と快く送り出してくれます。1時間単位で休暇を取ることもできるので、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働けています。

 

中村:4月から11月まではイベントが続くので、土日出勤も多いですが、その分平日に振替休日をしっかり取れます。平日の休みはどこに行っても空いているので、実はすごく得した気分になれるんです(笑)。

 

通常業務が溜まらないように迅速に処理することを心がけていますが、そのための残業も自分の中でコントロールできています。

 

 

三沢の魅力を次世代へ。未来の仲間へのメッセージ

ー最後に、三沢市役所を志望する学生や、社会人の方へメッセージをお願いします。

 

中村:公務員は「堅い、真面目」というイメージが強いかもしれませんが、あまり気負いすぎなくて大丈夫です。もちろんやるべきことはしっかりやらなければなりませんが、構えすぎず、自分らしくリラックスして挑戦してほしいと思います。

 

三沢市は可能性に満ちた面白い街です。皆さんの新しい視点を待っています!

 

沢口:観光の仕事は華やかに見えますが、実は当日までの地道な積み上げや調整が9割です。でも、その地道な努力が、街を訪れる人の笑顔や「三沢っていいな」という言葉に変わった時の喜びは、何物にも代えられません。

 

周囲と協力しながら、コツコツと楽しみを見つけていける方と一緒に働けるのを楽しみにしています!

 

 

ー本日はありがとうございました。

 

インタビュー中、お二人の口から何度も出てきたのは「地元の人の笑顔が見たい」という素直な言葉でした。国際的な雰囲気を持ちながらも、一歩職場に入れば家族のような温かさと、誰かのためにコツコツと汗を流す「三沢人」としての誇りが溢れています。

 

人事異動や初めての業務に戸惑いながらも、隣に座る仲間の支えを力に変えていく。そんな「当たり前だけど、かけがえのない絆」がここにはあります。三沢市役所という場所は、あなたの「地元を愛する気持ち」を、最も温かい形で未来へ繋いでくれる場所なのかもしれません。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年3月取材)

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三沢市は青森県の南東部に位置しており、東は太平洋に面し、西は小川原湖に臨んでいます。東西約11km、南北約25km、面積約120平方kmの平坦地で、世界的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された「仏沼」を始めとする豊かな自然に恵まれています。

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