雲仙市のインターンシップに参加された大学3年生の中岡さんのブログ記事です。
【はじめに】
皆さんこんにちは。インターン生の中岡です。今回は、雲仙市役所での5日間のインターンシップを通して感じたことや学んだことを紹介したいと思います。
【1日目(オリエンテーション・市内視察)】
オリエンテーションでは、雲仙市の現状や各町の魅力、雲仙市の組織について学びました。雲仙市は人口減少や高齢化という課題がある一方で、子育て支援など地域課題の解決に向けた取り組みが進められていることを知りました。
市内視察では岩戸神社や資料館、棚畑などを巡り、実際に雲仙市の魅力を感じることができました。特に閉校した校舎を活用している「雲仙BASE」の事例が印象的で、人口減少に伴い統合された学校の有効活用の重要性を学びました。
【2日目(愛野図書室)】
2日目は図書室(館)の業務内容の説明を受けた後、実際にカウンターで本の貸出や返却を行いました。利用者カードを通した個人情報の取り扱いや、資料の整理・チェックの大切さを学び、業務の細やかさを実感しました。また、移動図書館やイベントを通した読書推進の取り組みも知ることができ、地域の読書活動を支える工夫を感じました。
【3日目(小浜総合支所)】
小浜総合支所では窓口業務を見学しました。職員の方々が市民の方に寄り添い、わかりやすく伝える工夫をされている姿が印象的でした。また、正確に情報を聞き取り、伝える能力の重要性を学びました。午後には大雨によるがけ崩れの現場や別所ダムを見学しました。災害時の職員の対応なども教えていただき、窓口業務と現場視察の両方を通して公務員として必要な姿勢や工夫を学ぶ1日となりました。
【4日目(農林課)】
4日目は雲仙市の農地の現状や課題について学び、基盤整備済みや整備中の農地、耕作放棄地の現状視察を行いました。農地の維持には地域の協力や長期的な取り組みが必要であること、また、整備した農地も後継者不足や管理の難しさから荒れてしまうことがあることも知りました。午後には農地再生活動や市民農園の現場を見学し、農作業体験もしました。耕作放棄地の有効活用の取り組みを学び、さまざまな現場を通して農業への関心も高まりました。
【5日目(人事課)】
最終日はインターンシップのホームページと採用試験サイトのブログ作成を行いました。インターンシップを通して、雲仙市の行政や地域活動、農業の現場に実際触れることができました。地域が抱える課題や、そこに向けた取り組みを身近に感じ、今後自分がどのように地域に貢献できるかを考える機会となりました。
【今後、インターンシップを考えている方へ】
私は市役所の業務についてあまりイメージが持てなかったのですが、インターンシップに参加したことで多くの学びと発見がありました。雲仙市役所のインターンシップは市役所の幅広い業務を体験できる貴重な機会です。少しでも興味がある方はぜひ参加してみてください。