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雲仙市役所

 雲仙市は長崎県の島原半島北西部に位置し、日本初の国立公園に指定された山々と有明海と橘湾に面した美しい海岸線といった豊かな自然が魅力のまちです。  主な産業は農業、漁業、観光業で、「雲仙温泉」と「小浜温泉」の2つの温泉街がある全国有数の温泉地でもあります。  温泉や地元の人の温かさに触れて「ほっと」することができる雲仙市。これからも市民の皆さまや来訪者の皆さまが「ほっと」できるようなまちであり続けるために、私たちと一緒にまちづくりをしませんか?お待ちしております。

民間企業、そして脱サラを経て市役所職員に転身〜雲仙市の未来を日々肌で感じながら~

雲仙市役所

2024/05/23

⺠間企業から自治体に転職した佐藤 美郷(さとうみさと)さんに転職のきっかけや⺠間企業経験者として市役所で働くことについてお話を伺いました。

 

—はじめに、これまでの経歴を簡単にご紹介ください。

 

佐藤:地元の長崎県の高校卒業後、栃木県の大学に進学してシステム会社に就職しました。長野県松本市の事業所に配属になり、8年間ルート営業をしておりました。その後、長野で別の仕事をした後に、地元の長崎県に戻りました。

 

初めは私立学校の事務を1年間ほど経験しましたが、その後長崎県の雲仙市役所に入庁しました。現在、入庁後2年が経ちました。

 

—公務員を目指したきっかけを教えてください。

 

佐藤:母親が公務員だったので、職業として公務員という選択肢がありました。収入面について安定している点もあったので公務員を目指しました。

 

—雲仙市以外の自治体も応募しましたか。雲仙市を選ばれた理由を教えてください。

 

佐藤:地元が雲仙市の近隣市で、近隣の地域を志望し就職活動していました。その結果、雲仙市に内定をいただいた、という流れになります。

 

—雲仙市の選考試験はいかがでしたでしょうか。緊張はしましたか。

 

佐藤:1次試験と2次試験があったのですが、とても緊張しました。1次試験の筆記試験については、勉強不足もあって正直なところ手ごたえは全くありませんでした。運よく通過することができました。

 

2次試験の面接については、想定問答の準備をしていたので、うまく受け答えできたと思います。

 

—雲仙市役所に入庁後の仕事内容を教えてください。

 

佐藤:観光商工部の商工労政課に所属しています。市内の商工事業者向けの補助金交付や雇用対策に関する業務です。補助金の申請受付から交付までの手続きや地元企業に就職(転職)する支援などを行っています。

 

—商工労政課の体制を教えてください。

 

佐藤:課長と班長と先輩と自分の4人体制です。

高校生対象の企業説明会

—入庁当初の教育体制はどのようなものだったのですか。

 

佐藤:メンター制度があります。同じ課の先輩がメンターで、席も隣に配置され、非常に質問しやすい環境にありました。メンターの方も民間企業出身なので、何かと共感できる部分が多かったのも良かったです。

 

社会人経験はありましたが、行政での独特の手続きを行う業務が多いため、当初は使用される専門用語がわからないことが多かったです。不明な点は1つずつ調べたり、同僚に尋ねたりして理解しています。

 

—補助金関係の業務に携わっているとのことですが、雲仙市独自の制度もあるのですか。

 

佐藤:雲仙市の事業者向けの補助金は手厚く、種類も豊富だと思います。たとえば、飲食店などの店舗を新規で開店する場合、一定の要件を満たせば100万円の補助金が交付されます。そのほかに、創業・経営改革サポート、買物弱者支援で300万円の補助金もあります。こちらは、外部の専門家も入った審査会を実施し、申請者にプレゼンテーションを行ってもらう形で審査が行われます。

 

—民間と自治体で仕事の進め方や雰囲気の違いはありますか。

 

佐藤:民間の場合には文書で報告するということがあまり多くなかったのですが、自治体の場合には、文書で決裁・報告することがほとんどなので、その点が違う印象を持ちました。その都度、文書の作成・修正作業が入るので、その分の時間がかかりますし、仕事のスピード感は結構違うと思います。

 

1つ1つの手続きや判断に文書が必要になるという文化は、民間出身者としてもっとも戸惑った点ですね。事業者さんのことを考えて、「もう少し早く」と思ってしまったこともありますが、必要なものなので、切り替えています。

 

また、民間では会社の売上げへの貢献度に応じて顧客をランク付けして対応することがありますが、公務員は平等に取り扱う必要があるのでそれができません。仕事を進めるうえで、その違いは大きいと感じています。

—民間出身者の割合は多いですか。

 

佐藤:40歳以上の年齢層ではほとんどいないと思います。逆に40歳未満の年齢層ではちらほらいるような割合です。

 

—民間にはない自治体ならではの面白さはありますか。

 

佐藤:雲仙市がどのような方向に向かっているのか、近いところで感じ取ることができるのが新鮮で面白いです。市町村が抱える問題などをより早く、より深く知ることができますし、そのようなことに興味を持てるようになりました。

 

—職員同士の交流はありますか。

 

佐藤:個人的には、同じ課や隣の課など近い人たちとの飲み会などがある程度です。私は参加していないのですが、サッカーやフットサルなどのスポーツのチームもあるようです。

 

—どういう方が向いていると思いますか。

 

佐藤:雲仙市は農業が盛んで食べ物が美味しいです。特にじゃがいもは市町村別産出額が全国1位であり、様々な品種があります。また海も山もあって自然も豊かです。地方が大好きとか、地方に住みたい、という方に向いていると思います。また、風景もきれいですので写真好きの方にもオススメです。

 

市の花 ミヤマキリシマ

雲仙市は、市外から移住してくる方に対して手厚い補助を用意しています。オシャレなカフェやオーガニックの野菜を販売している有名な直売所もありますし楽しむことができると思います。

 

雲仙市やその周辺地域が地元の方がUターンで戻ってくるのもいいと思いますよ。

 

—本日はありがとうございました。

 
 

職員インタビュー

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