新潟県庁

「住んでよし、訪れてよしの新潟県」　新潟県では、県民の皆様が、新潟の魅力・新潟らしさ「新潟ブランド」を意識し、新潟に住んでいることを誇りに思い、これからも住み続けたいと思える新潟県、そして、国内外の方々が新潟に魅力を感じ、訪ねてきていただける新潟県を目指し、様々な政策の推進に取り組んでいます。

👩‍🎓✨大学生のインターンシップ！行政事務職のお仕事体験記（新潟県農林水産部）✨🖊️

新潟県庁

2024/08/27

　新潟県農林水産部の採用担当Nです。

　新潟県では、学生の方の職業意識向上のための機会提供や、行政への理解を深めていただくことを目的に、職場での学生実習生（インターンシップ生）の受け入れを実施しています。

　農林水産部では、技術系（農業職・林業職・水産職・獣医師）のほか、事務系も受け入れを行っています。

　今回、令和６年８月に事務系インターンシップとして、大学法学部３年のOさんが農林水産部農業総務課に来て、５日間の実習に取組んでくださいました！

　実習の感想などを伺いましたので、ご覧ください😊

インターンシップに申し込んだきっかけは？

Ｎ：　Oさん！大学生のうちからインターンシップに取り組むって勇気が必要だし、すごいと思います👏インターンシップに申し込んだきっかけは何ですか？

Ｏ：　Nさんありがとうございます！😊私は新潟県出身🌾🍙なのですが、大好きな地元、新潟県のために働くことができる県職員のお仕事に興味がありました！インターンシップはお仕事の現場の雰囲気を知ることができたり、実際に働いている方と接することができたりする貴重な機会だと思い、応募しました！

Ｎ：　そのなかでも、農林水産部の農業総務課を選んでくださいました🙌理由はどんなものだったんですか？

Ｏ：　私は今年の4月から法学部⚖に編入学し、昨年まで生物資源学部👨‍🔬というところで農学🌾や食品🥛や微生物学等について学んでいました！その経験から農業や農作物に興味があり、農林水産部の農業総務課に応募しました！

職場の雰囲気・印象は？

N：　Oさんは初日に農業総務課に来た時、とても緊張されていたように見えましたが、初めての県庁の職場ですから、無理もないですよね🤗農業総務課の雰囲気や印象はどうでしたか？

O：　はい、初めての県庁の職場でもあり、初めてのインターンシップの参加だったのでとても緊張しました😥💦農業総務課の皆さんは、緊張している私に笑顔でたくさん話しかけてくださったり、私でも理解しやすいような資料や充実した実習内容をご用意してくださったりして温かく迎えてくださいました😊✨

N：　Oさんは、一生懸命メモをとりながら真剣に取り組んでくれて、受け入れる私たちとしても、とても嬉しかったですよ！

農業総務課での実習内容は？

N：　農林水産部の主管課として、総務や予算、農林水産業施策の企画調整、団体指導など業務が多岐に渡る課ですが、どんな実習をしたのですか？

O：　毎日異なる業務を体験させていただき、とても充実した実習でした！

　１日目の午前は総務係の方から農林水産部の組織・体制や業務概要等について学び、午後は予算係の方から予算💴について学んだり、予算・決算資料📚を見せていただいたりしました。

　２日目の午前は団体指導検査室の方からJA🌾🍎🌽や団体指導検査室の業務の説明を受けたり、農業委員会について学んだりしました。午後は、五泉市農業委員会への訪問🚗に同行させていただきました。

　３日目は、試験研究機関の施設の修繕要望🔨の現地確認🚗に同行させていただきました。午前は新潟県内水面水産試験場🐟に行き、午後は新潟県農業総合研究所畜産研究センター🐷🐮🐔に行きました。

　４日目の午前は政策室の方から農林水産業に関する広報・広聴の取組について学び、午後は実際にFacebookで情報提供を行いました。📣また、若手職員の方との意見交換の場に参加しました。👩👦

　５日目の今日は、この４日間のインターンシップ体験を振り返ってブログを執筆しています！💻📝

N：　印象に残っている業務はありますか？

O：　体験したすべての業務が全く異なっていて、どの業務もとても印象に残っています。

　その中でも特に印象に残っているのは、３日目の予算係が行っている県の施設の修繕要望箇所の確認と４日目の政策室の農林水産業の広報の業務です。

　３日目の県の施設の修繕要望箇所の確認の出張では、修繕要望の箇所を実際に現地に行ってみたり、施設の方のお話を聞いたりして、限られた予算の中で実際にどこを修繕しなければならないのかを決めなければならないという業務の難しさを学び、業務の重要性を感じました。

　午後に訪問した新潟県農業総合研究所畜産研究センターでは、生まれて初めて防護服を着ました。インターンシップ受け入れの前の週に県内で豚熱が発生し、実際に防疫措置に行かれた職員の方から防護服を着て作業することの大変さをお聞きしてはいたのですが、実際に着てみて想像以上の暑さでした💦県職員の方は、その中でも疲れを感じさせない様子で現地確認をされていて、県職員の方の業務に対する真剣さを感じ、尊敬の気持ちが生まれました。また、豚熱や鳥インフルエンザのような家畜伝染病が起こっても私たち県民が普段と変わらない日常生活を送ることができているのは、県の職員の方々の業務のおかげで解決しているからなのだということを実感しました。

　　現地確認の際に撮影した写真です😊👇

　４日目の政策室の農林水産業の広報の業務体験では、新潟県の農林水産業に対する理解と関心を深めてもらうための情報提供の難しさを学びました。情報を多くの人に見てもらうために、ターゲットを設定してわかりやすい情報を提供する必要があり、広い視野を持って行わなければならない業務の難しさと面白さを感じました。

　午後の作業では、実際に新潟県農林水産部のFacebookで、新潟県水産海洋研究所で行われるイベントの告知を投稿しました。複数ある写真の中からより楽しそうな１枚の写真を選んだり、見やすい文字を表示することに注意したりしながら作成しました。私はあまりワードやパワーポイントをスムーズに扱えなかったのですが、政策室の方に丁寧に教えていただきながら作成しました。

　　実際に私が作成に携わった投稿です😊👇

インターンシップで勉強になったこと

N：　実習での経験が、Oさんの今後に役立ってくれるといいなと思っていますが、どんなことが勉強になりましたか？

O：　学生しか経験していない自分の視野の狭さに気づくことができました。どの業務も広い視野をもってする必要があり、まだまだたくさんの経験や学習をする必要があると感じました。

　また、県の職員の方と接する機会が今まであまりなかったので県の職員の方々がどのように業務をされているのか想像がつかなかったのですが、今回のインターンシップで、県職員の方々は、大変な業務も「新潟県や新潟県民のために！」、「新潟県や新潟県民のためならば！」という強い思いをもってされているということがお話などを通してわかりました。　

　また、インターンシップの実習を毎日させていただいて感じたのは、農業総務課の方々がインターンシップ実習生の私のために資料作りや実習の内容の考案などにたくさんの時間と思いをかけてくださったということです。インターンシップに参加するにあたって、私もとても緊張していたのですが、受け入れてくださる方々もとても真剣な気持ちで、どうしたらより良いインターンシップになるのかということを考えて受け入れをしてくださっていたということを知ることができました。毎日たくさんの業務を体験させていただいて、充実したインターンシップを送ることができたのは、Ｎさんをはじめとする農業総務課の方々のおかげです。ありがとうございました！

県職員の魅力はどう？

N：　インターンシップを経験してみて、県職員の魅力はどんなところに感じましたか？

Ｏ：　様々な業務を経験することができるというところに魅力を感じました！

　インターンシップ期間中、農業総務課の方々のお話を聞く機会が何度もあったのですが、部署が3年程度で異動になることが多いそうで、一般行政職の方は全く異なる分野の部署から農業総務課に来られていました。全く違う分野の部署からの異動と聞くと不安な気持ちになりますが、周りの方々がとても親切に教えてくれるので大丈夫だとおっしゃっていました！（私もインターンシップ期間中、農業総務課の方々にとても丁寧にご指導していただきました😊）

　様々な業務を通して県や県民に貢献できるというところが県庁職員というお仕事にしかない魅力だと思います！また、若手の時に地域での勤務を経験することができるところも、その地域を知ったり、まだ知らない新潟県の良さを知るきっかけになったりしてとても魅力的だと感じました！