皆さん、こんにちは!採用担当のTです!
今回は、先日のブログで予告したとおり、キャリア採用で入庁された方がどのような県職員ライフを送っているのか、ご紹介したいと思います。
(前回のブログはこちらから)
【県庁のしごとvol.20】公平・中立な視点を持って委員をサポート!人事委員会事務局|新潟県
今年度は全6本の記事掲載を予定していますが、初回となる今回は、お二人にインタビューしてきました!
こちらの記事では、一般行政(経営・財務)で採用され、現在は病院局経営企画課に所属するKさんの記事を掲載しています。
一般行政(ICT)で採用されたOさんの記事はこちらからどうぞ!
■早速ですが、転職理由を教えてください。
キャリア採用で入庁2年目のKと申します。私は東京出身ですが、子供が生まれたことを機に妻の故郷の新潟市に移住しようと思ったことが転職のきっかけです。
これまでのキャリアとしては、銀行(1年)→公的機関(10年)→都内の市役所(3年)といった経歴です。銀行や公的機関では企業向けの業務(BtoB)、市役所では主に住民対応を中心とした業務(BtoC)を経験してきました。
その経験を踏まえ、これまでの経験との親和性が高いかつ、BtoBとBtoCのミックスバランスが良さそうな新潟県庁を第一志望としました。幸いにも、キャリア採用で内定を頂くことができ、新潟移住を実現させることができて家族もとても喜んでいます。
■ライフスタイルの変化に伴って転職する方は多いですよね。今はどんな仕事をしていますか?これまでのキャリアは活かせていますか?
現在は病院局経営企画課企画班に在籍しており、県立病院経営改革に取り組んでおります。テレビのニュースや新聞でも、県立病院の赤字については頻繁に報道されており、早急な課題解決が求められています。私自身は現在、病院のナースステーションや会議室等に設置する診療情報モニタリングシステムの独自開発を担当しています。病院の現在の状況(病床利用率、患者実績・予測等)をリアルタイムで画面表示させ、迅速な情報共有、評価予測等をしていくというものです。リアルタイムで情報共有をしていくことで、職員の経営に対する意識の浸透を図っていく目的も併せ持っています。


全国各地の病院でもモニタリングの導入はトレンドとなっており、通常は業者に委託して導入します。しかし、初期導入には数千万円程度発生し、そこからさらに維持費や更新費なども考慮すると膨大なコストとなります。導入効果の比較検証も難しいという問題もあります。
そこで、システムを独自開発することで、超低コストかつ必要な機能を備えたシステムを導入できると考えました。今年度(R7)当初から開発をはじめ、他病院の事例など研究を重ねながらシステムを完成させ、7月下旬に実際の現場に導入することができました。
開発は非常に苦労しましたが、公的機関でのプログラミング経験を活かすことができて良かったと感じています。導入後も現場の要望に応えながらカスタマイズしており、今後は他病院にも導入できればと考えています。
■前職とのギャップもありそうですが、実際に働いてみて、いかがですか?
前職で公務員経験があったことから、職場環境へのギャップは特に感じませんでした。むしろ、Wi-Fi環境や各フロアのWeb会議ルーム、テレワークシステム等のネットワーク関連は都内の市役所より充実していると感じています。
新卒採用とは違い、キャリア採用には即戦力としての活躍が求められます。私が所属する経営企画課にはルーチン業務はほぼなく、自分の考えをもとに成果物をアウトプットしていくことが必要になります。県立病院改革は注目度が非常に高く、スピード感のある対応が必要とされる中で、私たちに求められる仕事もハードルが高いと感じるものばかりです。
そのような環境下で、実際に上司が手がける資料やデータの質、仕事への姿勢などは驚かされることも多く、そのクオリティの高さに圧倒されることもしばしばです。本当に優秀で尊敬に値する方たちと働けていることを実感しています。このような大きな変革期に、新潟県庁に入り病院局で仕事ができることは非常に貴重な経験だと感じています。
■仕事が大変な時もありますが、ワークライフバランスは大事にしたいですよね。趣味、プライベート、課外活動などについて教えてください。
休日は子供を新潟県内の様々な場所に遊びに連れていくことが多いです。新潟は雨の日が多いですが、屋内施設も充実しており出先には困りません。新潟県庁はワークライフバランスが良く、家族との時間も確保できるので本当に助かっています。
プライベートでは、新潟市で毎年開催されている「にいがた酒の陣」に初めて参加しました。朝から多くの人が列をなし、日本酒を楽しむ光景は、熱気に満ちており、人の多さとお酒の美味しさに大変感銘を受けました。

退庁後には、職場の同僚と飲みに行くこともあります。夏の時期には、新潟市内各地でビアガーデンが開かれており、仕事を終えたあとに、天気の良い日に外で飲む一杯は格別です。

また、湯沢町・苗場スキー場で行われる「FUJI ROCK FESTIVAL」には、毎年参加しており、約20年近くになります。全国から集まる旧友たちとの再会の場としても、毎年楽しみにしています。都内から毎年新潟に訪れていた経緯もあり、移住前から新潟とは縁があったと感じています。
■最後になりますが、キャリア採用に興味のある皆さんへメッセージをお願いします!
キャリア採用では、県外出身者も数多く活躍しており、新潟県にはそうした方々を温かく迎え入れる風土があります。部署や職種の幅も広く、自分の経験や関心に合った多彩な選択肢が用意されています。また、キャリア採用同士の交流の場も設けられており、横のつながりを築く機会も豊富です。
新潟県は、どこで何を食べても本当に美味しいです。自然が身近にありながら、生活の利便性も高く、とても暮らしやすい環境です。
ぜひ、新潟に暮らし、新潟県庁で私たちと一緒に働きましょう。
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
キャリア採用試験ですが、現在、今年度第3回目の受験申込を受付中(令和7年9月16日まで)です!
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ご興味のある方は、是非チャレンジしてみてください!