「服装は?朝は何時に行けばいい?」串本町役場の若手職員10人に聞いた、入庁前の不安と働くリアル
串本町役場
「働き始めたらどんな感じなのか分かりづらいかと思いますが、一緒に働く人はみんな優しくサポートしてくれるので、気軽に受験してみてください」
そう書いてくれたのは、串本町役場に入庁して間もない若手職員のひとりです。串本町では2026年10月、入庁1~2年目の職員を対象にアンケートを行いました。
服装や朝の時間、お昼休みといった「面接では聞きにくいこと」から、残業や休日出勤のリアル、入庁してからの成長まで。10人の回答に、採用を担当する総務課の人事担当が答えます。
■この記事の読み方
各Qの人事担当が町としての考え方や制度をお伝えします。


Q1. 入庁前、どんなことが不安だった?知りたかったことは?


A|人事担当から
入庁前は、誰でも小さなことが気になるものです。気になることがあれば、総務課まで個別にお電話やメールでお問い合わせくださいね。ご気軽にどうぞ!
■町外への異動について
町外への異動(出向)は、ゼロではありませんが、ごくまれなケースです。全員が必ず一度は経験するというものではなく、経験しない職員のほうが多いです。
また、ここ数年は希望を募る手挙げ方式をとっていて、本人と相談し、同意を得たうえで決めています。役場内の部署間の異動とは仕組みが違うので、安心してください。
■災害時の業務について
台風などのときは、避難所の開設や待機、役場や避難所での対応のために出勤することがあります。1人で長時間対応するのではなく、複数人の交代制で対応しています。
また、「台風発生=必ず待機」ではありません。被害を被る可能性がある場合にのみの対応です。
■職員組合について
職員組合については、入庁後に組合からご説明させていただきますが、最近は組合員一人ひとりに寄り添った個別の保障相談をよく開催している印象です。新規採用職員を対象とした電話の操作方法に関する研修も職員組合に依頼したことがあります。
Q2. 服装・朝・お昼。「ささいな不安」への答え
Q1で上位に挙がった身近な不安に、ひとつずつ答えていきます。
Q2-1. 普段はどんな服装で働いている?

A|人事担当から
実は、10月1日に採用した職員の研修でも「明日からどんな服で来たらいいですか」という質問がありました。それだけ、みなさん気になるところなんですよね。
入庁初日の辞令交付式は、上下ジャケットのスーツで来てください。
当日は先輩職員と顔を合わせるので、普段どんな服装で働いているのか、ぜひチェックしてみてください。私自身も入庁前に服を準備しておきたかったのですが、程度が分からず入庁後に買い足しました。(川端)
基本的なローカルルールでいうと、通年クールビズを実施していて、普段は襟付きの服装が基本で、ワイシャツでもシャツでも、ポロシャツでも構いません。ネクタイ着用は必須ではなく、かしこまったイベントがあるときにネクタイを着用しています。
Q2-2. 朝は何時ごろに着いて、何をしている?

A|人事担当から
出勤時刻に明確な決まりはないので、参考程度に見てください。だいたい始業の15分前くらいに出勤している職員が多い印象です。
ちなみに、人事担当の川端も、朝の準備をして15分前くらいに出勤していますので、ご安心ください!(笑)
Q2-3. お昼ごはんはどうしている?
A|人事担当から
お昼休みは12時から13時です。昼当番があるため時間がずれることもありますが、1時間はきちんと確保できます。時間内に戻ってこられるなら、自宅に帰っても、外食しても問題ありません。
お弁当は、有志でまとめてお弁当屋さんに注文しています。頼みたい人が、頼みたい日に注文する仕組みなので、気軽に利用してください。
職員専用の休憩ゾーンや職員組合の事務所を休憩場所として開放していますので自由に活用してください。

Q3. 残業・休日出勤・休み。働き方のリアル
Q3-1. 残業はどれくらいある?

Q3-2. 休日出勤はある?代休は取れる?

Q3-3. 休みは取りやすい?

A|人事担当から(Q3-1~Q3-3)
残業や休日出勤があるかどうかは、部署によります。イベントや選挙、台風などの災害待機があると、残業や休日出勤が発生します。
休日出勤をした場合は、代休を取得してもらっています。災害対応のときも交代制を組み、体を休められるようにしています。
Q4. 入庁してから、どんなところが成長した?

A|人事担当から
アンケートを読みながら、自分も入庁したころはそうだったなと、新人のころの気持ちを思い出しました。
なにより、例えば、学生のころは電話で話す機会もほとんどなかったはずなのに、今ではすっと対応できるようになっている。そんな成長を、自分の言葉で書いてくれていることが、それだけ自信がついてきた証拠だと思うと、私たちもうれしいです!
Q5. これから、やってみたいことは?

A|人事担当から
目的意識を持って、これからやりたいことを書いてくれていることを、頼もしく感じています。
串本町役場は、若手職員の声を大切にする方針です。すべてが実現できるわけではありませんが、希望や思ったことは、どんどん上げてください。役場に長くいると、どうしても視野が固まってしまいます。新しく入った人の、違う視点からの意見を大切にしていきたいと考えています。
Q6. 入庁してみて、意外だったことは?

A|人事担当から
■業務改善について
これまでも職員が集まってワーキンググループをつくり、役場全体がよりよくなるための意見交換や実践をしてきました。実際に運用が変わったものもあります。新しく入庁する方にも、ぜひ一緒に参加してほしいと思っています。
■選挙について
選挙の数は年度によって異なります。回答してくれた職員が経験したのは、いくつかの選挙が重なった年でした。一度経験した職員は、次の選挙で心強い存在になってくれています。
■服装について
配属される部署によっては、動きやすい服装が必要になることもあります。先輩を参考に選んでみてください。
Q7. いまの職場に、どんな実感を持っている?

A|人事担当から
「あまりあてはまらない」という回答も含めて、みなさん正直な思いを書いてくれたと受け止めています。
若手が相談しやすい仕組みづくりなど、今回のアンケートで気づいたことを受け止めて、これから取り組んでいきます。
Q8. 同期や先輩とは、関わりやすい?

A|人事担当から
入庁から1か月以内に、串本町をはじめとする近隣市町村の新規採用職員が集まる初任者研修があります。同期みんなで一緒に参加してもらいます。会場までは公用車で移動してもらいます。公用車の運転は緊張するかもしれませんが、同期だけでの移動なので、この時間はリラックスできますし、息抜きにもなるんじゃないでしょうか。ちなみに川端はそうでした笑 安全運転を第一に、会場まで楽しく向かってください。
串本町は同期の人数が多くないからこそ、自然と仲良くなる傾向があります。
Q9. 知人や後輩に、串本町役場を勧めたい?

知人や後輩に串本町役場を勧めたいかを10点満点で聞くと、平均は8.2点。9点以上をつけた人が6人いました。理由には「職員がみんな優しい」「やりがいがある」という声が並びます。
規模感がちょうどよく、住民との関わりも深いのでやりがいを感じる。その一方で、小さな町なので休日に声をかけられることもあり、オフの日も役場職員としての意識を持つ、という正直な声もありました。
ちなみに、今後も串本町で働き続けたいかという問いには、10人全員が「そう思う」「ややそう思う」と答えています。そんな先輩職員たちは、これから串本町を受験する人に、どんな言葉を贈ってくれたのでしょうか?
---------------*先輩職員から、串本町を受験する人へ
アンケートに寄せられた「受験を考えている方へのメッセージ」を紹介します。
■「まずは串本町のホームページ探索からでも、串本町のことを十分知れるので、串本町について興味を持てたらいいと思います」
■「働き始めたらどんな感じなのか分かりづらいかと思いますが、一緒に働く人はみんな優しくサポートしてくれるので、気軽に受験してみてください」
■「串本町役場では、新しくきれいな庁舎で、快適に働くことができます。大変な業務もありますが、地域イベントへの参加をはじめ、所属課を越えて幅広い業務に携われます。さらに、ロケット打ち上げなど、他の自治体では得難い貴重な経験もできます。多様な業務に挑戦したい方には、とてもおすすめな職場です」
■「人のために役に立ちたいという想いを持った方にうってつけの仕事です。与えられた仕事内容にとどまらず、課の垣根を越えて町の課題解決を目指す仲間を待っています」
■「町のために頑張りたいと思っている方が、一人でも多く仲間になってくれたらうれしいです」

A|人事担当から
気になることや不安なことがあれば、総務課まで個別にお電話やメールでお問い合わせください。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
私たち自身も、当時の先輩たちにお世話になり続けて今、こうやって仕事をしています。相談することにためらう方もいるかもしれませんが、最初はだれでも分からないことだらけです。ぜひ、積極的に相談してほしいです。コミュニケーションをとるきっかけにもなるので、ちょっとしたことでも相談してくれたほうが嬉しいです。
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この記事は、2026年10月5日~8日に串本町役場が若手職員を対象に実施したアンケート(掲載同意のあった10人分)と、パブリックコネクト編集部による人事担当者への取材をもとに作成しています。
記載の内容・所属・数値は取材当時のものです。
この記事の官公庁・自治体
本州最南端に位置する串本町は、太平洋に面した温暖な気候と豊かな自然が魅力です。 ○絶景と海の楽園 奇岩「橋杭岩」や世界最北限のサンゴ群生地が広がり、マリンスポーツが楽しめます。 ○歴史と国際交流 「潮岬灯台」やトルコとの絆を示す歴史が息づいています。 ○宇宙のまちへの挑戦 国内初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」があり、「宇宙のまち」として未来への期待が高まっています。
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