自然と利便性が調和する町へ。土木職員が語る、宇美町で働く魅力

宇美町役場

2026/09/09

「県外から来る人は、宇美町のことをそもそも知らないことが多いと思うんです。もっと宇美町を知ってもらいたい」

 

そう語るのは、今年度から宇美町役場上下水道課で土木職として働く石川さん。秋田県内や沖縄県内の自治体で上下水道の仕事に携わり、長くインフラ整備に携わってきたベテランです。

 

これまで複数の自治体を渡り歩いてきた石川さんが、なぜ宇美町にたどり着いたのか。そのきっかけは、研修で偶然訪れた福岡がとても気に入ったことでした。今回は、そんな石川さんに、宇美町での仕事内容ややりがい、まちの魅力について、たっぷりとお話を伺いました。

 

 

 

 


 

 

秋田・沖縄を経て宇美町へ。土木職員としての歩みと、いまの仕事内容

 

ーまずは、これまでの歩みと、宇美町での担当業務を教えていただけますか?

 

石川:秋田県内の自治体で土木職として入庁し、主に水道局職員として配水管の工事や浄水場の更新工事などを担当していました。その後、沖縄県内の自治体に移り、上下水道や土地開発公社の業務を経験しました。沖縄にいた頃、研修で1か月ほど福岡県内の自治体で働く機会があり、福岡がとても気に入ったんです。

 

こどもの進学を機に宇美町の募集を見つけて応募し、今年度に入庁しました。今は上下水道課に所属していて、水道施設の維持管理や工事の現場監督などを担当しています。

 

 

ー発注する側として、どのようなことを大切にしていますか?

 

石川:工事を発注すると、現地の住民の方々、請け負ってくれた業者さんと話し合う機会が多いです。その土地ごとに公共工事への理解や考えが異なるので、会話を通して相手が何を伝えたいかを聞くことから始めるよう心がけています。

 

 

ー業者とのやり取りだけでなく、住民の方と直接関わる場面もありますか?

 

石川:工事の説明で1件ずつご自宅を回ることもありますし、断水をかける前には事前に説明へ伺います。事前にご案内していても行き違いが生じることもあるので、そうした場合はあらためて丁寧にご説明しながら、工事へのご協力をお願いしています。宇美町の皆さんは優しい方が多く、理解していただける場面も多いです。

 

 

断水の中で気づいた、水の大切さ。仕事のやりがい

 

ーそもそも、水道の仕事に興味を持ったきっかけはあったんですか?

 

石川:初めて水道の仕事をした時は、夜間工事の立ち合い、漏水対応など、とにかく忙しくて仕事を辞めようと思った事もありました。水道の仕事にやりがいを感じ始めたのは東日本大震災がきかっけです。停電と断水が続くなか、がれき撤去作業をしておりましたが、2週間ほどして自衛隊が用意してくれた風呂に入れたんです。

 

その時、一瞬ですが日常に戻れた感じがして、水道がいかに生活に必要なのか気づきました。それ以来、水道の重要性を理解して、人々の生活を守る仕事として取り組めるようになりました。

 

 

ー実際に働いてみて、水道の仕事ならではのやりがいはどんなところに感じますか?

 

石川:水道は、公務員の仕事の中では特殊で、直接口に入れるものを造る仕事です。造られた水は、水質と水圧を確保できる施設によって維持管理する。さらには水道料金で運営するので、住民の方と関わる場面も多く、接客の意識も持っていなければなりません。広い分野で知識を深めなければならないところにやりがいを感じています。

 

 

「今が一番働きやすいかもしれません」――少人数だからこそ近い、宇美町役場の距離感

 

ー水道の仕事について伺ってきましたが、次は宇美町役場について伺います。教育体制や、周りとのコミュニケーションはいかがですか?

 

石川:新人としてきちんと教育してもらえますし、しっかりと組織化されている職場です。また、周りの職員も班としての仕事を意識しているので、サポートしてくれますし、自分がどの立場で仕事をすればいいのか分かりやすいです。これまで経験してきた職場の中でも、正直、今が一番働きやすいかもしれません。

 

 

ー課内だけでなく、他の部署との連携はいかがですか?

 

石川:職員数が少ない分、他部署とのコミュニケーションが取りやすいと感じます。他課との協議資料作成に時間を割くことなく、相談したその場で判断が返ってくることが多いです。組織が大きくない分、スピード感を持って動けることが、業務の進めやすさにつながっていると感じています。

 

 

ー石川さんのように、移住してきた方は他にもいらっしゃるんですか?

石川:多いと思います。同期にも県外出身者が多く、他の市町村で働いてから宇美町に来た人もいます。地元出身者だけでなく、さまざまな背景を持つ人が集まっている印象です。皆さん歓迎してくれる雰囲気で、すぐ馴染めました。

 

 

自然に囲まれた、住みやすい町。宇美町での暮らしと、これからめざす方へ

 

ー仕事の話から少し離れて、宇美町での暮らしについて伺います。実際に住んでみて、まちの印象はいかがですか?

 

石川:宇美八幡宮という立派な神社があって、樹齢の長い楠を見て、パワースポットのような雰囲気に感動しました。山に囲まれている土地の形状も好きです。遠くに山が見える景色で育ったので、山が見えると落ち着きます。田舎ではありますが、田舎過ぎず、福岡市も遠くはない住みやすいまちだと感じています。

 

 

ーお住まいも宇美町内にあるんですか?

 

石川:はい、役場のすぐ近くに住んでいて、小学校も含めて全部近いです。通勤も3分ほどで、こどもの通学も3分ほどで着きます。渋滞もほとんどなく、福岡市内へ行くのもそれほど混みません。子育てをする環境としても、暮らしやすいと感じています。

 

 

ー今後、宇美町でどのように暮らしていきたいですか?

 

石川:これまで秋田、沖縄、福岡と生活の拠点を移してきましたが、宇美町にはずっと住もうと思っています。地元に根差した職員として働きながら、家族との時間を大切に過ごしていきたいです。

 

 

ー最後に、これから宇美町を志望する方や、移住を考えている方へメッセージをお願いできますか?

 

石川:県外から来る人は、宇美町のことをそもそも知らない場合が多いと思います。実際に来てみると、程よく田舎で、程よく住宅街があって、空港も近く、渋滞も気になりません。田舎が好きだけれど田舎すぎるのは苦手、という方にはぴったりの場所だと思います。まずはもっと宇美町のことを調べて、知ってもらえたらうれしいです。

 

宇美八幡宮
宇美八幡宮(うみはちまんぐう)の境内にて

 

ー本日は、ありがとうございました。

 

石川さんの語り口には、水道の仕事に真摯に向き合いながら重ねてきた日々への手応えがにじんでいました。秋田、沖縄を経て宇美町へ。各地で経験を積んできたからこそ語れる「今が一番働きやすい」という言葉や、「ずっと住もうと思っている」という定住への思いは、これから移住や転職を考える方にとって、大きな後押しになるはずです。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年7月取材)

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\令和8年度宇美町職員採用試験を実施します!!土木・建築・社会福祉士・保育士・一般事務/ 福岡市からわずか15km という立地で、都市的な部分を持ちながらも、豊かな自然と貴重な歴史的・文化的資源が残された町です。 「宇美町に移り住んだ人」「これから宇美町に移り住む人」、すべての人が“このまちが、いい。”と思えるようなまちをつくります。

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