多様なニーズが交差する新宿区での挑戦~大久保特別出張所の若手職員が語る働きやすさと成長のリアル~

新宿区役所

2026/09/15

「窓口業務は来庁者の人生を1歩進める手伝いになる」 

そう語るのは、新宿区役所大久保特別出張所で行政事務として働く入区2年目のサイトウさん。大学卒業後に新卒で入区し、現在は窓口業務全般を担当しています。

 

今回は、新宿区を目指す方に向けて、特別出張所の幅広い業務内容や歳の近い先輩との温かい教育体制について、5年目の先輩アライさんとともにお話を伺いました。

 


 

多様なニーズに応える基礎自治体への想いと志望理由

 

ーまずは、お二人の自己紹介と公務員を目指された理由、新宿区を志望したきっかけについて教えてください。

 

アライ:埼玉県出身で、専門学校に1年間通った後に19歳で新宿区役所に入区しました。特別区を選んだ理由としては、多様なニーズにあふれた自治体で、様々なことに挑戦できる機会に恵まれていると思ったからです。そしてそんな特別区の中でも最も有名だなと思い、新宿区を選びました。「名前を知っていた」というレベルでしたが、入区して本当に良かったと感じています。

 

サイトウ:私は西東京市出身で、大学は法学部を卒業し、新卒で新宿区に入区しました。東京で働きたいという思いが強く、住民の皆様と最も身近な基礎自治体で、自分の強みを活かして働きたいと考えたことが大きな理由です。

 

また、幼少期には新宿区の神楽坂周辺に住んでいた経験があり、以前から新宿区に強い縁を感じていました。多くの人が行き交う都心でありながら、自然や人情が残る新宿区の魅力にも惹かれ、志望しました。

 

ー採用試験や面接で印象に残っていることはありますか。

 

サイトウ:特別区の一次面接は巨大な会場に無数のブースが並んでいて、1対3の面接を行う独特の緊張感がありました。事前にプレゼンテーションの準備を行っていたので何とか乗り切れました。その後の新宿区の面接はとても和やかで、面接官の方が優しく話を聞いてくださり、自分の考えを素直に伝えやすい環境でした。

 

約200種類の申請を扱う地域のミニ区役所の役割と実態

 

ーお二人が所属する大久保特別出張所の業務内容や全体の体制について教えてください。

 

アライ:出張所は身近な手続きを承る窓口班と、地域コミュニティ活動の支援や地域課題への対応・支援などを担う地域班で構成されています。窓口では住民票の交付や異動手続きをはじめ、戸籍や税務関連の代行業務など約200種類もの多岐にわたる申請の受付を行っており、まさに地域のミニ区役所としての役割を果たしています。

 

ー配属直後の業務で戸惑ったことや大変だったエピソードはありますか。

 

サイトウ:配属直後の4月は引っ越しなどの繁忙期で、とにかく覚えることの多さに驚きました。窓口に来庁する方が求める手続きは一人ひとり異なるため、マニュアル通りに順序立てて覚えるというよりも、実践を通した学びが中心となります。配属されて3日目には区民対応を開始するなど最初はとても緊張しましたが、先輩方が優しくフォローしてくださいました。

 

手厚い見守りと安心のマンツーマン指導

 

ー出張所での教育体制や、普段の指導の様子について詳しく教えてください。

 

アライ:新規採用職員や他部署からの異動者に対して、メインとサブの2名体制で教育担当を配置しています。まず先輩が手本を見せ、次に横で見守りながら実践してもらい、問題ないと判断できたら独り立ちとなります。単に業務を教えるだけでなく、新人が一人で抱え込んでミスを起こさないよう、常に周りの様子やお客様との会話に耳を傾けてチーム全体で守る意識を持ってフォローすることを心がけています。

 

サイトウ:本当に手厚くサポートしていただいています。窓口対応で受け答えに困りそうな場面になると、アライさんをはじめ、周りの先輩職員がフォローしてくださいます。自分の作業をしながらもこちらの様子を気にかけてくださる先輩方の存在は心強いです。

 

また、新しい制度や変更点が生じた際に、アライさんが自ら知識を整理してマニュアルを作成し共有してくれる姿は本当にすごいですし、自分も将来そうなりたいと思っています。

 

ー新卒の1年間を振り返り、どのような部分に自身の成長を感じますか。

 

サイトウ:最初は分からないことがあると先輩に頼りきりでしたが、今では該当する主管課へ自分から確認を取り、解決しようと行動できるようになりました。知識が増えたこと以上に、主体的に動けるようになった姿勢に自分自身の大きな成長を感じています。

 

アライ:サイトウさんは1年目の4月からすごく自分で考えて動ける、素晴らしい職員でした。指示を待つだけでなく主体的に取り組んでくれるので、指導する立場としても頼もしかったです。

 

地域課題の解決と人生の一歩を支えるやりがい

 

ー現在の働き方や職場の雰囲気、お休みの取りやすさはいかがですか。

 

サイトウ:出張所は比較的年齢の近い20代の若手職員が多く、非常に相談しやすく温かい雰囲気があります。お昼休憩も一緒に食べに行くなど風通しが良いと感じています。また、育児休業などの休暇制度も整っており、時差出勤など家庭の都合に合わせた柔軟な働き方も可能です。残業も窓口の混雑状況によりますが、休暇はチーム全員でカバーし合えるため1年目からしっかり取得できていました。

 

アライ:窓口業務は同じ仕事を全員で分担しているため、お互いにカバーしやすいのが大きな強みです。私は現在地域班として外国籍住民の方々の生活ルールの案内や地域課題の解消といったゼロから作り上げる業務にも挑戦していますが、スケジュール調整もしやすく非常に休みやすい環境だと感じています。

 

ー仕事の中で特にやりがいや魅力を感じる瞬間を教えてください。

 

アライ:自分が成長してできることが増える楽しさはもちろんですし、窓口で区民の方から「アライさんに対応してもらえて良かった」と直接感謝されたときが一番嬉しいですね。

 

サイトウ:先輩からいただいた「窓口業務は来庁者の人生を1歩進める手伝いになる」という言葉が心に残っています。住民票の発行一つをとっても、引っ越しや転職、各種契約や進学など区民の方々の新しい一歩に繋がっていると思うと、強い責任感とともに大きなやりがいを感じます。

 

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年7月取材)

 

今回の取材を通して、新宿区の大久保特別出張所がいかに温かく、活気に満ちた職場であるかが強く伝わってきました。配属間もない若手職員を孤立させず、チーム全体で温かく見守り育てる姿勢は、求職者にとっても大きな安心感に繋がるはずです。多様な人々が行き交う新宿区だからこそ得られる成長とやりがいがここにはあります。

 

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