民間企業経験や東京からのUターンを経て広島県府中町役場へ
府中町役場
「頑張る気持ちがあれば、自分のやりたいことにどんどん挑戦できる。」
そう話すのは、府中町役場社会教育課の佐藤さん。今回は、東京での勤務を経てUターンした子育て支援課の金光さん、民間企業を経験して入庁した行政委員会総合事務局の弘中さんにも加わっていただきました。
異動を通じて得られた成長や仕事のやりがい、部署を越えたつながり、そして働きやすさまで。3名それぞれの経験を通して、府中町役場で働く魅力を伺います。
- 府中町役場へ入庁したきっかけとそれぞれの経歴
- 多種多様な部署を経験して得られる成長と学び
- 部署の垣根を越えた温かい職場環境と部活動のつながり
- メリハリのある働き方と成果がしっかり認められる風土
- 頑張る人を応援してくれる職場だからこそ、自分らしく挑戦できる
府中町役場へ入庁したきっかけとそれぞれの経歴
ーまずは皆さんの経歴や入庁のきっかけについて教えていただけますか。
佐藤:大学卒業後、2012年に入庁しました。実家は隣接する広島市東区ですが、府中町役場が非常に近く、子どもの頃から身近な存在であり、府中町役場を志望しました。
弘中:私は2015年に入庁しました。地元は府中町ですが、大学卒業後は民間企業へ就職しました。働く中で「地元のために仕事がしたい」という思いが強くなり、公務員試験に挑戦。25歳のときに府中町役場へ転職しました。
金光:私は2014年に入庁しました。生まれも育ちも府中町ですが、大学進学を機に関東へ進学し、そのまま東京で就職しました。約1年半勤務した後、公務員試験を受験し、府中町役場へ入庁しています。一度地元を離れたことで、府中町の住みやすさや人の温かさを改めて実感し、だからこそ地元で働けるご縁を大切にしたいと思ったんです。

多種多様な部署を経験して得られる成長と学び
ー入庁されてから現在までのお仕事内容について教えてください。
佐藤:最初の3年間は高齢介護課で介護保険に関する業務を担当しました。その後は職員課で5年間、人事業務を経験し、広島県後期高齢者医療広域連合へ3年間派遣されています。
役場へ戻ってからは行政委員会総合事務局で選挙関連の業務を3年間担当し、今年度からは社会教育課スポーツ振興係へ配属となりました。現在は、町民の皆さんがスポーツを楽しめる環境づくりや体育施設の管理を担当しています。
プロアスリートを招いたイベントを開催するなど、町民の皆さんがスポーツを始めるきっかけづくりに携われることへ、大きなやりがいを感じています。
弘中:私も最初は高齢介護課へ配属され、佐藤さんから業務を引き継ぐ形でスタートしました。3年間勤務した後は会計室へ異動し、物品の発注・契約や出納業務などを担当。
その後、行政委員会総合事務局へ異動し、現在は選挙と監査業務を担当して6年目になります。行政が適正かつ公正に運営されているかを確認する重要な仕事なので、責任感を持って日々の業務に取り組んでいます。
金光:私は福祉課からキャリアをスタートし、3年間、社会福祉法人の監査業務などを担当しました。その後は税務課で住民税業務を5年間担当し、自治振興課では町内会関係の業務、政策企画課では広報誌やホームページの作成にも携わりました。
現在は子育て支援課に所属し、児童手当や子ども医療費助成、ひとり親家庭への支援などを担当しています。
異動のたびに新しい知識が求められますが、町民の生活に直結する仕事だからこそ、大きなやりがいを感じています。
ー定期的な人事異動を経験する中で、新しい部署にはどのように適応されていますか。
佐藤:まずは予算書や過去の資料を読み込み、業務全体の流れを把握するところから始めます。役場共通のルールや慣習を理解しながら、分からないことは法律や手引きを調べ、一つずつ身に付けていきます。
一通りの業務を1年間経験して初めて、「この仕事全体が見えてきた」と感じますね。
金光:私は、まず法律や条例を調べるところから始めます。後輩を指導するときも、答えを教えるだけではなく、一緒に考え、根拠を導き出せるよう意識しています。
一緒に考え、解決した経験こそが、その人の成長につながると思っています。
弘中:現在の部署は人数が少ないため、自分が異動した後に困る人が出ないよう、普段から業務の流れや時期、注意点などを周囲へ伝えるようにしています。引き継ぎを意識して知識を共有することが、組織全体の円滑な運営につながると考えています。
部署の垣根を越えた温かい職場環境と部活動のつながり
ー府中町役場の職場の雰囲気や、職員同士のコミュニケーションについて教えてください。
佐藤:府中町役場は職員数がおよそ300人と、比較的コンパクトな組織です。顔見知りの職員が多いため、「この業務ならあの人に相談しよう」と自然に分かりますし、仕事も進めやすいですね。距離が近いからこそ、お互いに協力し合える職場だと感じています。
金光:職場全体が和気あいあいとした雰囲気です。人間関係にも恵まれていて、本当に働きやすい職場だと思います。困ったことがあれば部署を問わず気軽に相談できますし、自然と助け合える環境があります。
弘中:部署が変わった今でも、以前の部署の上司や同僚とは食事に行くなど交流が続いています。右も左も分からなかった新人時代に温かく指導していただいたことは、今でもよく覚えています。人の温かさを日々感じられるのも、府中町役場ならではの魅力ですね。
ー部活動など、部署を越えた交流も盛んだと伺いました。
金光:野球部があり、登録メンバーは50人以上在籍しています。試合やイベントの際には30人ほどが集まり、部署を越えた交流の場になっています。仕事では接点の少ない職員とも自然に知り合えるので、人間関係の輪が広がる良い機会になっていますね。
弘中:私も野球部に所属しています。入庁して間もない頃は、野球部を通じてさまざまな部署の先輩方に顔を覚えていただきました。そのおかげで、業務で他部署へ連絡する際も相談しやすく、とても助けられました。仕事だけでは生まれないつながりができるのも、部活動の魅力だと思います。
佐藤:私たちは毎年キャンプや忘年会を楽しんだり、大きな業務が一段落した後には打ち上げへ行ったりと、プライベートでも交流があります。庁舎がコンパクトだからこそ自然と顔を合わせる機会も多く、長く付き合っていける仲間と出会える環境だと感じています。

メリハリのある働き方と成果がしっかり認められる風土
ーワークライフバランスや働きやすさについて教えてください。
佐藤:選挙などの繁忙期は忙しくなりますが、落ち着いている時期にはしっかり休暇を取得できます。時間外勤務には適正に手当も支給されますし、メリハリをつけて働ける環境です。休日は仕事から離れてリフレッシュできるので、オンとオフをしっかり切り替えられています。
金光:繁忙期は部署によって異なりますが、「頑張るときは頑張る、休むときはしっかり休む」ということを心がけています。仕事に集中した後、仲間と食事へ行ったり、休日に出掛けたりする時間は良い気分転換になりますね。
弘中:有給休暇も取りやすく、私は年間の取得目標を決めて計画的に休むようにしています。予定も立てやすいため、プライベートも大切にできています。

頑張る人を応援してくれる職場だからこそ、自分らしく挑戦できる
ー最後に、府中町役場で働くことを目指す方々へメッセージをお願いします。
佐藤:府中町役場には、頑張っている姿をしっかり評価してくれる風土があります。30代で係長など責任あるポジションを任される機会もあり、年齢に関係なく挑戦できる環境です。
また、直属の上司だけでなく、役場全体が日々の頑張りを見てくれていると感じます。挑戦する気持ちさえあれば、自分のやりたい仕事や施策を実現できるチャンスがあります。
弘中:自分の仕事が町の発展や住民の皆さんの笑顔につながっていることを実感できる職場です。地域のために働きたいという思いがある方には、とてもやりがいを感じられる環境だと思います。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年6月取材)
今回は、府中町役場で活躍されている3名の職員の皆さんにお話を伺いました。
取材を通して印象的だったのは、部署を越えて自然に助け合える温かな職場の雰囲気です。約300人というコンパクトな組織だからこそ、一人ひとりの顔が見え、信頼関係を築きながら仕事を進められる環境が根付いていました。
また、さまざまな部署を経験しながら成長できることや、頑張りをしっかり評価してもらえる風土も府中町役場ならではの魅力です。
この記事の官公庁・自治体
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