「地域の挑戦者を育てる!田辺市を熱くする『たなべ未来創造塾』と担当職員の思い」
田辺市役所
今回は、和歌山県田辺市で地域の挑戦者を育てる「たなべ未来創造塾」を担当する市職員にインタビュー。
「たなべ未来創造塾」は、人口減少などの地域課題をビジネスの力で解決するリーダーを育成するこの取り組みで、2016年からスタートしています。 別の自治体から地元である田辺市に戻り、このプロジェクトを牽引する担当職員の石野さん。
彼が塾生たちと共に学び、地域を盛り上げていく中で芽生えた仕事への思いや、公務員ならではのやりがいについて紹介します。 さらに塾生たちと、地域を愛し、互いに支え合う関係性についても語ってもらいました。

00:00 地域の挑戦者を育てる「たなべ未来創造塾」とは
02:06 たなべ未来創造塾担当・石野さんが田辺市役所へ入庁したきっかけ
03:00 田辺市役所の働きやすさとやりがい
03:37 【石野さん×修了生対談】たなべ未来創造塾ってどうだった?
05:33 塾を通して生まれた、塾生たちの心境の変化
06:44 石野さんが感じる、公務員という仕事の魅力

「たなべ未来創造塾」とは?
近畿地方の市町村の中で最大の面積を持つ田辺市。
市が取り組む「たなべ未来創造塾」は、人口減少からくる地域の課題をビジネスの力で解決できるリーダーを育てるため、2016年からスタートした人材育成塾です。
1年のうち8か月間、2週間に1度のペースで行われる専門家や実践者の事例などの講義で学び、塾生同士で議論を重ねて独自のビジネスプランを構築します。
修了式で発表したプランは実際に事業化され、無担保・無保証で700万円の融資を受けた例も生まれている、本格的な事業家育成のための取り組みです。

「地域を盛り上げたい」「田辺が好きになった」塾生たちに芽生えた変化
起業を機に塾の参加を決めた10期生の濱田さん。自身の変化について次のように話しています。 「実際に地域課題を学んでいくうちにすごく楽しくなって、自分のことだけじゃなくて地域の活性化になるようなことをしたいなと最近思うようになりました」 沖縄から移住してきた当初は帰りたいと思っていたものの、塾でのつながりが支えになり、「今では本当に田辺が好きになり、塾で得た地域の人とのつながりを大切にしたい」と笑顔を見せます。 塾では石野さんのサポート体制も手厚く、塾生からは「生徒と担任の先生みたい」と、厚い信頼が寄せられています。

公務員という仕事が教えてくれた、新たな目標
市の広報室で「たなべ未来創造塾」を担当する石野さんは、田辺市出身ながら以前は別の自治体で働いていました。
石野さんは当時を振り返り、「たなべ未来創造塾」を見学に訪れた際の衝撃をこう語ります。
「田辺市にもこんなに頑張っている人間がいっぱいいるんだなというのを肌で感じた」
故郷のために何もできていないことにずっと疑問を抱いていた石野さんは、地元に貢献したいという思いから、田辺市役所へ入庁しました。
入庁して3年、職場の印象は、上司がしっかりと頑張りを見て正当に評価してくれるため非常に働きやすく、やりがいを感じているとのことです。
当初は公務員としてやりたいことが漠然としていたという石野さん。
しかし、この「たなべ未来創造塾」を通して、挑戦する塾生たちと深く関わるうちに、心境に変化が生まれました。
彼は、現在の仕事に対する熱意をこのように語っています。
「現在はここでチャレンジしたいな、こういう仕事がしたいなというのも徐々に出てきた感じですね」
公務員という仕事が好きだと語る石野さんは、未来の仲間に向けた温かいメッセージで締めくくります。
「仕事の中で人の役に立ちたい、人助けがしたい、そういう思いがちょっとでもある方はぜひ田辺市をよろしくお願いします」
この記事の官公庁・自治体
和歌山県南部にある田辺市は、「熊野古道」として知られる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心地に位置しています。また、高品質な梅を持続的に生産してきた地域独特の農業システム「みなべ・田辺の梅システム」は世界農業遺産に認定され、二つの世界遺産を有する全国でも稀有なまちです。 令和6年5月には新庁舎が開庁し、新たな環境のもとでまちづくりを進めています。歴史と自然に恵まれたこのまちで、地域の未来をともにつくる仲間をお待ちしています。
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