どの課にも属さない仕事…それが総務課!様々な業界を繋ぐSEから、全庁を支える縁の下の力持ちへ。
武蔵野市役所
理系学部の大学を卒業後、独立系IT企業にてシステムエンジニアとして多種多様な業界のシステム開発・運用保守を経験。エンドユーザーにより近い環境で働きたいという思いから、基礎自治体の職員に転職しました。全庁的な基盤を支え、多岐にわたる業務に励む「総務課」の職員に話を伺います。
- 【プロフィール】元理系SEが武蔵野市総務課で見つけた、エンドユーザーに近い働き方と庁内調整のリアル
- 【志望動機】「様々な業界との関わり」から「エンドユーザーに近い場所」へ。
- 【現在の仕事内容】デスクから全庁を動かす。「総務課」のリアル。
- 【職場環境・休暇制度】
- 【入庁後のギャップ】民間とは異なる「庁内調整」の難しさ。課を超えて実感する多角的な自治体運営
- 【1日のスケジュール】
- 【受験者へのメッセージ】「楽しむ要素」を就職活動に。多角的な情報発信からリアルな市役所を見つけてほしい
【プロフィール】元理系SEが武蔵野市総務課で見つけた、エンドユーザーに近い働き方と庁内調整のリアル
建築学科を卒業後、独立系IT企業でシステムエンジニアとして勤務。建築現場に向けたアプリの開発・運用保守を中心に、競走馬関連システムや携帯電話事業者のデータベース業務など、多様なプロジェクトを経験。「様々な業界と関わりのある業務を継続しつつ、よりエンドユーザーに近い立場で働きたい」という思いから、武蔵野市に入庁しました。
【志望動機】「様々な業界との関わり」から「エンドユーザーに近い場所」へ。
ー 基礎自治体への転職理由、そして武蔵野市に入庁した理由を教えてください。
前職の経験から、さまざまな業界と関わりのある業務を継続しつつ、前職よりもエンドユーザーに近い仕事がしたいと思い、基礎自治体の職員を志望しました。都内や地元など、複数の基礎自治体を併願し、最終的に武蔵野市への入庁を決めました。決め手の一つになったのは、市内を自分で歩き、「本当に魅力的なまちだな」と感じたことです。オフィスビルが多く立ち並ぶのではなく、東京都でありながらも、緑が多くて、道が平らで…歩きやすいなと率直に感じました。また、併願した他の自治体と比べて武蔵野市は採用面接の回数が多く、自分の希望との擦り合わせが多くできたので、ミスマッチを防げていると思ったこと、財政力のある自治体だったことも大きかったです。私は、「戸建てを買いたい」という夢があったので、将来どのエリアに家を買って、どんな通勤経路でなど、具体的な生活のイメージを膨らませながら、どの自治体に行くかを選択しました。実際に、面接後の面談の場では、カジュアルに色々と質問することができ、どの辺りに家を買ったら良いよというお話を聞くこともできました!
【現在の仕事内容】デスクから全庁を動かす。「総務課」のリアル。
ー 現在の仕事内容についても教えてもらえますか。
総務課で勤務しています。全庁の文書管理業務、郵便業務、行政不服審査制度の審査庁事務などを担当しています。ひとことでいうと、「どの課にも属さない仕事…それが総務課!」と思っていただけたら良いかなと思います。 業務としては庁外に出ることは少なく、基本的にはデスクワークです。庁舎の地下には文書庫があってよく行き来しますが、昭和や大正時代の文書もあり、「わー!すごいなー!」と感じています(笑)。 いろいろな部署から文書管理に関する問い合わせが多く、多い日だと1日に20〜30件程は電話を受けていると思います。文書管理業務に関しては、文書を適切な時期に廃棄する作業があるのですが、上手くいかないと保存場所がなくなって、全庁にその影響が広がるので、縁の下の力持ちとして日々の仕事に取り組んでいます。前職では、プロジェクトメンバーの数人としか話すことがない日も多かったのですが、今は多くの人と関わりを持って働けることも嬉しく思います。
ー ほかに、日々の仕事の中で大変に感じている点などはありますか?
市役所の業務は何事も法律や条例などの例規に基づいて実行されるので、逐一例規を確認することは大変だなと感じますが、同時にすごく重要だなとも感じています。私自身理系だったこともあり、条文を読むことに馴染みがなく、はじめは苦労しました。システムエンジニアとして働いていたときには、条文を見て思考を巡らす…ということはなかったので、大きく変わった点です。先ほど、文書の廃棄作業の話をしましたが、文書によって保存期間が異なるなんてことも、全く知りませんでした。
【職場環境・休暇制度】
ー 現在の部署では、繁忙期はあるのでしょうか?また、休暇の取りやすさや職場の働きやすさはいかがですか?
文書管理システムにトラブルが起きた時やイレギュラーな業務があった時は忙しくなりますが、決まった繁忙期はありません。忙しいときには、残業時間が20時間を超えた月もありましたが、基本的に月2〜3時間ほどの残業時間です。 市民と直接接する業務は少ない部署なので、全庁の中でも、希望する日の休暇は取りやすいと思います。私はバラバラに取りたいタイプなのですが、同じ課の人で、夏季休暇として9連休を取っている方もいました。また、15分単位で取得できる時間休の制度もとても良いなと思います。病院などにも行きやすいですし、趣味の推しのライブにも時間休を取ってよく行っています!
少し話はそれるのですが、市役所の職員は女性職員の比率が高く、色々な働き方をしている人を間近に見て、こんな働き方もできるんだ!とたくさんのロールモデルがあるのも良いなと感じています。
【入庁後のギャップ】民間とは異なる「庁内調整」の難しさ。課を超えて実感する多角的な自治体運営
ー 実際に入庁されてから、ギャップを感じたことはありましたか?
市役所職員の大変さは、いろいろな市民からの声に対してどう対応していくか、ということだと思っていましたが、庁内調整についても民間とは違う大変さがあるなと気付かされました。 同じ市の職員として働いていても、課が違うと「他の会社の人なのか」と思ってしまうくらい、担当業務も目的としていることも違っています。課を超えた庁内調整に関わる時には難しさを感じていますが、一つの自治体を運営するということは、それだけ多角的な視点と立場が必要なのだと思っています。
【1日のスケジュール】

【受験者へのメッセージ】「楽しむ要素」を就職活動に。多角的な情報発信からリアルな市役所を見つけてほしい
ー 最後に、受験者の皆さんへメッセージをお願いします。
数多くある自治体の中から武蔵野市に興味を持ってくださり、ありがとうございます。市役所の業務は最も市民に近い仕事でありながら、意外とイメージがしにくい業務もたくさんあります。様々な媒体を通じて市役所の仕事について公開しているので、積極的に情報を取りに行ってみてください。就職活動は精神的・体力的・時間的にも負担があると思うので、友人とまち歩きをするなど、楽しめる要素を組み込みながら取り組むのがおすすめです!応援しています!

この記事の官公庁・自治体
東京都のほぼ中央に位置する武蔵野市は、緑豊かな住宅街からJR中央線の吉祥寺・三鷹・武蔵境の3つの駅周辺エリアまで、小さな市域の中に多様な個性がギッシリと詰まった自治体です。吉祥寺が「住みたいまち」上位ランクの常連になっているように、多くの人々を魅了するまちでもあります。また、財政力は全国の中でもトップクラスで、安定した運営基盤があるからこそ新たな取組にも挑戦できます。
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