公務員試験は情報収集が第一歩！採用までの流れとまずやるべきことは？

公務員として採用されるまでの流れ

公務員試験から採用されるまでの流れは、以下のとおりです。

公務員試験の受験を申し込む

希望する各自治体の求める方法にて受験の申し込みを行います。

筆記試験

筆記試験は、1次試験として行われることが多いです。教養・専門・論文試験の3種類に分かれており、論文以外は択一試験（マークシート方式）が一般的です。昨今では、SPI3といった民間の適性検査を活用する場合もあります。

面接・集団討論試験

面接や集団討論形式での試験は2次試験以降で実施されることが多いです。最終試験での合格者は、「採用候補者名簿」に名前が記載されます。

個別面談から採用内定まで

個別面談では、併願状況や進路など最終的な意思確認が行われます。国家公務員試験に合格した場合は、各官庁を訪問し、業務説明・面接などを受けます。

公務員試験を受ける前にやるべきことは？

公務員試験を受ける前にやるべきことの1つが、「どの公務員職に就くのかを決めること」です。自分の強みを生かせる職種が何かをしっかりと検討する必要があります。例えば、生まれ育った地元に貢献したい場合には地方公務員、国に携わる職に就きたい場合は国家公務員といった方法です。

希望職種を決めたら、次にしておきたいのが情報収集です。希望する公務員職に関する情報を知りたいのでしたら、「公式サイトに掲載されている情報を調べる」「公務員の説明会などを利用する」などの方法を試してみるとよいでしょう。また、公務員の求人に特化したプラットフォームや求人サイトを利用することも1つの方法です。

公務員試験を受ける際の注意点

公務員試験を受ける前に、必ず受験資格や試験科目、試験形式をチェックする必要があります。特に年齢要件は、職種はもちろん各自治体によって受験可能な年齢の上限が異なる傾向がありますので、社会人で公務員試験を受ける場合には事前確認が欠かせません。

また、国家公務員試験と地方公務員試験にはそれぞれ異なる注意点があります。以下で、ご紹介いたします。

国家公務員

国家総合職や国家一般職の場合、「官庁訪問」を行います。官庁訪問は、働きたい官庁を2～3ヶ所、最大で5ヶ所訪問し、面接の場で自己紹介や能力をアピールします。この過程によって、各官庁から内々定や内定が出る場合がありますので、必ず参加しましょう。

地方公務員

地方公務員の面接では、地域の課題や行政に関する見解を求められることがあります。地域の理想像を提示したり、新しい業務分野を提案したりすれば、地域貢献に対して積極的な姿勢があると高く評価される可能性があります。そのため、面接前に地域情報を調査し、熱意と適性をアピールすることが大切です。

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なお、掲載情報は随時更新していますので、最新情報をご確認ください。